プロフィール
概要
「歓喜と惜嘆の賭闘場(ミリアルド=トレイ。以下賭闘場)」でクーたちが出会った三つ編み眼鏡の少女。
ランク3の賭闘士であるラサティのファンで、彼女の戦いぶりを見るために賭闘場に通っている。
クー一行に闘技場のシステムについて詳しく教えてくれた縁から親しくなり、共にクーとレンの戦いぶりを観戦するうちにクーのファンになったと公言し、一行がヴォルシオーネ大陸へ旅立とうとした際にクーを追いかけて共に旅をすることになった。
一見すると明るく人懐っこいようだが、「用済み」や「役立たず」といった単語に強く反応し、時に表情を豹変させる。
更にラサティから、ラサティのファンだと言っていた彼女を見かけるようになったのは、クー達が賭闘場へ来たのと同じぐらいだと証言したことでシスカたちは彼女に不信感を抱く。
その後正体を突き止めようとシスカがロープウェイ内でフィロを詰問したあと、グラディアスの襲撃によってロープウェイは落下、直後に彼女の正体が発覚する。
「フィロ」は個体につけられた名前じゃないよ
「フィロ」とはある者達の総称…
この人工核石を人間の女性体にインプラントし、造成された者
私たちは”フィロ” <フィアズーフ=エクリロール>
擬いもののエディルレイド
血液型 | AF型 |
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核石の色 | 滅紫。位置は腹部。 |
正体はエディルガーデンが雑兵として人工的に作り出したエディルレイド「擬煌珠(フィロ)」のひとり。彼女だけでなくクーが出会った「アーナ」やバーリィ=トストでシーナ女医の助手をしていた「チェロット」も擬煌珠である。
高い能力を持つエディルレイドを捕獲するための刺客や、情報収集で世界各地に放たれたり、エディルガーデンと同盟を結んだ国の重要施設の警備兵に配置されたりしている。
クーたちと行動を共にしたフィロもレン奪取のためにグラディアスが放ったスパイである。
人工エディルレイドであることをコンプレックスに思っており、純粋なエディルレイドであるレンやキーア、リィリアに激しい嫉妬心をもっており、更に擬煌珠は基本的に使い捨てであることから「エディルレイドになってオルガナイトの武器になる」「使い捨てはいや」だと叫び、ローウェンの説得にも耳を貸さずに攻撃を繰り出す。
キーアの叱咤によってフィロを倒す決断を下したローウェンの攻撃を受け敗北し、グラディアスが投げたキセルによって核石を割られ、クー達に呼ばれるフィロは嫌じゃなかったこと、それでもオルガナイトの武器になりたかったと言い残し、灰と化した。
彼女の死後も擬煌珠が出てくるが、クー達が呼ぶ「フィロ」とは基本的に彼女のことを指す。