概要
「ツイステッドワンダーランド」に登場するキャラクター フロイド・リーチ×リドル・ローズハートの腐向けカップリング。
名前 | フロイド・リーチ | リドル・ローズハート |
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寮 | オクタヴィネル | ハーツラビュル寮長 |
学年 | 2年D組17番 | 2年E組26番 |
誕生日 | 11月5日(蠍座) | 8月24日(乙女座) |
身長 | 191cm | 160cm |
年齢 | 17歳 | 17歳 |
出身地 | 珊瑚の海 | 薔薇の王国 |
利き手 | 左 | 右 |
得意科目 | 音楽 | 実践魔法 |
部活 | バスケットボール部 | 馬術部 |
趣味 | ダンス | ハリネズミの世話 |
嫌いなこと | 束縛 | ルール違反 |
好きな食べ物 | たこ焼き | 苺タルト |
嫌いな食べ物 | しいたけ | ジャンクフード |
特技 | パルクール | クロスワードの早解き |
CV | 岡本信彦 | 花江夏樹 |
気分屋天才肌の191㎝の人魚と生真面目秀才の160㎝の人間という超凸凹コンビ。
違う寮、違うクラス、違う部活、同じなのは学年だけと一見接点が薄そうに見えるこの二人だが、何故かフロイドがやたらリドルを構おうとするためなにかと絡む描写は多い。ちなみにお互いを「金魚ちゃん」、「フロイド」と呼びあっている。
ネタバレを含む内容
あだ名の由来
フロイド制服をホームに置くことで彼がリドルを「金魚ちゃん」と呼んでいる理由を知ることができる。
「金魚ちゃんはねぇ、赤くて小さくて食べるとこなさそうだから、金魚。怒ると真っ赤になるし」
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集団でいたにもかかわらず真っ先にリドルをみつけ、ドアップで近づいてくるフロイドを見ることができる。心底嫌そうなリドルと終始一貫ニコニコのフロイドの温度差はまさに黄金比である。
「金魚ちゃん、こんなところでなにしてんの?かくれんぼ?楽しそうだね」
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当時、これを読んで正気を保てていた人は我々の界隈にはいなかったと思われる。まさに二人の関係に対する認識が大きく変わった歴史的瞬間であった。これを読みカプにハマった人もそう少なくないだろう。
話は3話後半パートで帰省が憂鬱なリドルにフロイドが話しかけるところから始まる。ここで注目するべきポイントは、帰省しないため鏡の間に来る必要はないのだが何故かフロイドがここにいるということである。フロイドは真っ先にリドル見つけいつものようにリドルをからかい始める。それを受け、最初は気が沈んでいたリドルが次第に普段通りに(本人はガチ切れしているが)戻っていくという様子が見受けられる。
後に、トレイがからかわれたリドルを見て、いつもの調子に戻ったと述べていることから用もないのにフロイドが来たのはリドルを調子づけるためではないかという説も浮上している。
「なぁにぃ、金魚ちゃん。おうちに帰りたくないの?だったら帰らなきゃいいのに。オレたちも帰らないしさぁ、一緒にガッコーに残ろうよ」
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文化祭にてジェイドの「山を愛する会」の展示ブースを視察に来たリドルたちにお客様第1号の来場者記念のプレゼントを押し付けるフロイドが見られる。こうして文章にすると一見取り立てて言うほどの場面ではないのだが、我々の界隈に残したインパクトは絶大であったとだけ述べるにとどめておく。まずは見ていただきたい。フロリド史に残る屈指の名(迷?)シーンである。
「あ〜!金魚ちゃんじゃ〜ん。いらっしゃい。」
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この話に二人の関係性の全てが凝縮していると言っても過言ではない。
フロイドがリドルに壁ドン(本人は腕を伸ばしただけだと述べているが我々の中ではそう認識されている)するシーンがあるため、手っ取り早くフロリドを咀嚼したい方はまずこれを読むことを推奨する。なお、これを含めたフロイドの通常カード全5枚中3枚のパーソナルストーリーにリドルが登場しており、フロイドにとってリドルが相当なお気に入りであることがわかる。
「なんなんだい?この、ボクの前に置かれた邪魔な腕は」
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機嫌の悪いフロイドに遭遇するリドルの話。
モブに対してはやや粗雑な対応をしているフロイドが、リドルには機嫌の悪い時でも柔らかな態度で接しているということがわかった一話である。ちなみに、この時放ったジェイドの一言がなかなかに衝撃的なので是非読んでいただきたい。
「金魚ちゃん、悪いけど今構ってやれる気分じゃねえから。また今度遊んであげる」
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インクをあげたいフロイドと貰いたくないリドルの可愛い攻防戦が見られる話である。
インクを買いに行こうと急いでいるリドルをみて、からかい半分にインクは買い占められていて無いかもしれないと言うフロイド。リドルはそれでも自分で買いに行こうとするが、フロイドは強引かつ無理やりにリドルのノートを奪い、自分の持っていたインクを交換させる。後のフロイドの発言からこれはプリプリと怒るリドルを見たかったがためにした事であると発覚した。ただ、彼の中にはリドルに構ってもらいたいという気持ちも少なからずあるのかもしれない。
「金魚ちゃんいっつもそれじゃん。ツンツンしてばっかでさ〜」
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フロイドに付け回されて困ってるリドルがジェイドに相談しにいく話。
他人のパーソナルストーリーでイチャつく二人の姿は必見である。
「あ、ジェイド。金魚ちゃん見なかった?遊んでたのにいなくなっちゃってさー」
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フロイドに毎日付け回されてパーティの準備が滞ったリドルの話。
ここでも他人のパーソナルストーリーに入り込む二人をみることができる。ちなみにフロイドはホームボイスにて、「オレ、ベタベタつきまとわれんのって、すげえ嫌い」との発言を残している。フロイド・お前が言うな・リーチ。
「そういえばフロイドの奴、ここ最近ずっとお前の後を楽しそうについて歩いてたな」
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二人が直接会話する訳ではないが、取引でトレイがジェイドに麓の街の人気パティシエが作るイチゴタルトを買ってきてほしいと頼み、フロイドが朝から並んで買いジェイドからトレイの手を経てリドルがイチゴタルトを食べる話。リドルは「トレイが苦労して手に入れたからじっくり味わわせていただくよ」と言うが実際に苦労したのはフロイドである。
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リドルの身長をからかうフロイドの話。
小学生男子のようにリドルの身長をからかうフロイドの姿が見れる。可愛い。その後お返しにフロイドがゴーストの花嫁に振られる姿をみて笑いながら馬鹿にするリドルも見れる。可愛い。
「金魚ちゃんは小さくていいんだって……あれ?」
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リドルが数名と共に花嫁を説得しに乗り込むが、今まで全員穏便に事を運ぼうと頑張っていたのにリドルが真っ先にキレて戦闘状況になり、花嫁の力で動けないケイトとフロイドが「真っ先にリドルくんがキレたに賭ける」「あはっ想像つくわ~」とリドルについて面白がって会話している。
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事件が一段落し戦闘で活躍したリドルの強さを見て俺も暴れたくなったから相手してと絡むも「それどころじゃない!」と訳あって一蹴されている。断られて寂しそうなフロイドが見れる。
「やっぱ金魚ちゃん超つええ~~~!」「え、つめた。」
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ハロウィンパーティーにて、ケーキを食べたいが一日の摂取カロリーを気にして我慢しているリドルを、フロイドがケーキのところに引っ張って連れて行く場面がある。
いまだに母親からの食事制限を受けていた名残を感じさせるリドルに自由に美味しいものを食べさせたいとフロイドは思っているのだろうか…。この一幕の甘酸っぱい青春っぷりに悶え死んだ者は我々の界隈では数知れない。
「ほら行こ、金魚ちゃん!」
「だからっ、フロイド!そんなに引っ張るんじゃ……ああもう!」
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深夜の山中、毛布や上着も無く、焚火だけで暖を取るものの寒さに震える運動部一行。他の生徒達と同じく焚火の前で凍えるリドルを見かけたフロイドが、彼の青ざめた唇をからかう。(フロイドは寒冷な海出身のため、山の寒さには平気とのこと)
からかわれた怒りで体温が高まった様子のリドルを見て満足げに笑うフロイドがここでは見られる。
リドルをからかうことで彼の調子を戻そうとしたようにも見えるフロイドの姿は、メインストーリー4章4話の2人の絡みを彷彿とさせる。
同じバスケ部の後輩エースが行方不明になったことにはしばらく気付かなかったフロイドだが、リドルの不調には誰よりも早く気が付き行動している。
また、リドルもこのイベントでは馬術部の後輩セベクの尊大な態度にも冷静で寛容な対応を取るなど、面倒見の良い先輩としての様子が描かれていたのに、フロイドからのからかいにだけは冷静さを失い感情をむき出しにしている。
お互いの様子に対しては敏感に反応するフロリドがここでは見られる。
「このまま髪まで青くなったら金魚ちゃんじゃなくなるね。そしたらなんて呼ぼーかな。」
「あはっ、顔赤くなった。あったまってきて、よかったねぇ。」
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魔法が使えないとヨワヨワであるとフロイドに煽られウギるリドル。
その際もフロイドはリドルの肩を肘置きにしている。
手繋ぎから明らかに物理的距離感が近くなっている。
その際にフロイドがリドルに対して言った
「まあ、心配しなくても怪物が襲ってきたらオレが全部追い払ってやるからさぁ。後ろに隠れてていーよ、アハッ」
という台詞がある。何だこれはリドルを守るという意味なのかとフロリド民はここでも悶える。
さらに、ヴィルにより
「その二人は入学式で揉めて以来ずっとその調子だから」
と貴重な新事実が明かされる。出会いは最悪だったというお約束の展開を回収する、それがフロリドである。
また、ヴィルにより『爆弾コンビ』というコンビ名までつけられてしまった。
(気分屋のフロイド、怒りっぽいリドルの性格からそう名付けられたと思われる)
なおリドルはこの不名誉なコンビ名を否定するが、フロイドは否定しておらず寧ろ喜んでいた。
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リドルがフロイドの誕生日にFの刻印入りの靴べらをプレゼントしたことが明かされた。
ジェイドのついでと言いながら、しっかりフロイドの趣味に合わせたプレゼントをチョイスし『イニシャルの刻印』までしており明らかについでレベルではない。それまでフロイドが構い倒そうとするのをひたすら邪険にするリドル、という一方通行の関係性かと思われていたが、いくら生真面目なリドルといえど、嫌いな相手の趣味に合わせたプレゼントをわざわざ用意するなど普通はしないので、つまりはそういうことである。リドルのツンデレっぷりが窺える貴重なホームボイスだ。
「金魚ちゃんにおねだりしたらキレながら靴ベラくれた。Fの刻印入り!ジェイドのついでだって。あはっ」
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行方不明となった生徒達を探すために闇の鏡へと我先に飛び込んだリドルとフロイドがドレスコードを守っていないという理由で鏡に追い返されるという場面がある。
性格や考え方は正反対だが、なんだかんだで似た者同士な二人が見られる。
レオナからはまとめて「暴走するヌー」と称され、また1つこの二人のコンビ名が増えた記念すべき一幕でもある。
「うわ、金魚ちゃんずる!1番ノリはオレだし。」
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ジェイドにより、一年生の頃のリドルの出来事が語られる。
ハートの女王の法律・124条『体がずぶ濡れになったら、海の中で走って乾かさなければならない』のため、オクタヴィネル寮の談話室で6時間もの間走り回っていたという、ルールを絶対に守る生真面目さゆえに「変な人」(オルト談)となってしまうリドルの一面を知ることが出来る。
ちなみにフロイドは『笑いすぎて息ができない中、必死に動画を撮っていた』とのこと。
フロイドのスマホにはリドルの動画があるという事実と、フロイドにとってリドルが面白い存在であり続ける理由が垣間見える話である。
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リズミックにて、中央で踊るリドルのもとにやってきたフロイドのモーションに注目してほしい。
我々の界隈ではとうとうフロリドがプロポーズをした(ように見える)とざわめきが広がった。
フロイドに対して笑顔で接するリドルを見ることが出来る貴重なシーンでもある。
続スケモンでは、この他にもフロリドを感じられるシーンがあるので追記が待たれる。
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レオナやセベク似のツムに対するボイス等、一貫して声のテンションが低いのだが、リドル似のツムへのボイスになった途端にフロイドのテンションが跳ね上がる。この落差は是非、一聴の価値あり。
フロイド似のツムのモーションにも注目してほしい。他のボイスの時とは比較にならないくらいよく動く。高く跳ね上がり実に嬉しそうである。フロイドに似ているだけあり、リドルのことになるとツムもテンションが上がるのだろう。
金魚ちゃん似のツム見た? 無邪気に跳ね回って、大きいほうの金魚ちゃんとは大違い!すげえウケる
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フロイドからリドルへの誕生日プレゼントとしてブックバンドを贈ったことが判明した。
移動教室の時に活用しているというリドルの台詞から、リドルが所持しておらず、尚且つリドルが確実に使うであろうものをフロイドがチョイスしたことが窺える。
フロイドは「要らないから」とリドルにプレゼントを渡したようであるが、ここでフロイドというキャラを知っていればブックバンドをそもそも持っているのか?という疑問がまず浮かぶであろう。
また、フロイドの他のキャラへのプレゼントの際には特に「要らないから」などという余計な一言を言っている様子はない上に、本人の欲しいものというよりもフロイド自身の好みやセンスでプレゼントを選ぶ傾向にある。(例:ジャックへのピンクの靴紐、オルトへのスニーカー、エペルへの腕時計(プレゼンターとして))
ジャックには自分に似合うのか疑問視されたり、エペルにはかっこいいと喜ばれたり当たり外れは半々といったところだが、ことリドルへのプレゼントに関しては勉強熱心で本が好きなリドルの好みを反映したプレゼントだと言える。
このことから、フロイドはしっかりリドルへの誕生日プレゼントとしてブックバンドを用意していた説が濃厚であると言えよう。
リドルがフロイドに靴べらをプレゼントした際には「ジェイドのついで」と言って渡しており、フロイドはそれのお返しとして「要らないから」という言葉を添えたのでは?と俄かに界隈を騒がせた。二人ともツンデレか。
お互いに素直にプレゼントを渡せない、なんとも言えない甘酸っぱい青春を思わせる二人のやりとりを想像して悶えた者は数知れない。
リドルはリドルで、しっかりと移動教室の時、つまりは毎日のようにフロイドからの誕生日プレゼントを愛用している。
そして、リドルがホームボイスにてフロイドについて言及するのはこれが初めてである。これまであんなに絡みがあるのに?と驚きだが、なんと本当の話である。
着実にフロイドとリドルの仲は進展しつつあると言えよう。次は同じ釜をかき混ぜたいところである。
余談だがパソスト2話にて、「兄弟に選ぶなら誰?」という質問でリドルは(考えに考えて渋々、アズールにドン引きされながらであるが)ジェイドを弟にしたいと答えた。
将来的にはフロイドの兄弟のジェイドは義兄弟になるし…と思わず考えてしまった者も多かろう。
フロイドがくれたブックバンドは移動教室の時に活用している。「要らないから」はひとこと余計だったけど
※追記
北米版のホームボイスでは「Floyd gifted me some book straps〜」とブックバンドが複数形となっている。
つまりはフロイドがリドルに渡したプレゼントのブックバンドは一つではないようだ。なぜ複数なのか…ということを考えると、フロイドはリドルへのプレゼントを一つに絞りきれなかった可能性が浮上する。他のキャラへ渡すものは己のセンス一つで簡単に決めているかのようなフロイドがどれだけリドルの好みを考え、悩んだのだろうか。このことを踏まえると、完全に照れ隠しかツンデレでしかない「要らないから」が更に味わい深くなることだろう。
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パソストやホームボイスでのお互いへの言及は特にないが、フロイドとリドルのグルーヴィー後のカードイラストは是非、二人分を並べて見て頂きたい。
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なんと本編にて豆フロイドのパソストで語られたフロイドとリドルの出会いが明らかになる。
マレウスが見せる夢の中で、何でも思い通りになることに飽き飽きしてやる気を失っていたフロイド。シルバーとジャミルがフロイドを夢から醒ますべく、夢の中のフロイドが忘れていたあるエピソードを語り始める。それは、今の二年生達の入学式で起こった出来事だった。
入学式でうっかり寝そうになっていたシルバーは、突如起こった爆発音とともに炎に包まれたフロイドが空中を飛んでいくのを目撃する。
フロイドをぶっ飛ばしたのは誰かなんてことはもうお分かりだろう。ブチ切れたリドルである。
その理由はフロイドが急にリドルの髪を掴んで「赤いのに熱くない」と言ったとか。
このリドルとの出会いのエピソードがフロイドが夢から醒めるきっかけとなっていく上に、吹き飛ばされているフロイドがオフへ(何気に原作中では初めてである)されていたりとフロリド的に美味しすぎる見所だらけある。
陸で初めて見た鮮やかな赤色に熱かろうと触れてみたくなったのだろうか…とか、やっぱりフロイドはリドルに一目惚れしたんじゃん…なんて妄想が捗りまくる。少女漫画ばりの最悪の出会いにもはやくっつく未来しか見えない。(個人の感想です)
フロリドはここから始まったと言っても過言ではない重要エピソードである。是非ご覧あれ。
「へー、なにそれウケんね。作り話なんだろーけど、退屈な入学式よりそっちのが面白そ…………うっ!?」
Lost in Book with Stich〜真夏の海と宇宙船〜
ツイステ初のDキャラクター(スティッチ)とのコラボイベントである。(以降、スイスイイベ)
フロリド界隈に与えたインパクトがあまりに強烈だったため、個別の項目として記載を残す。
本イベントでは、限定カードとしてSSRフロイド、SRリドルが登場。
無人島を舞台とした実質的な水着イベント。まさかツイステがこんなコラボイベントを用意しているなど寝耳に水であり、ゲーム内のお知らせで発表された日にはツイステ界隈が驚きに包まれた。
そして、お知らせのバナーに表示されていたキャラクターはジェ…いや、フロイド…!?
こんな予期せぬタイミングにフロイドのイベントが来るなんて…と更にスクロールした先に記されていたSRカードは、なんとリドルであった。
まさかのフロリドイベントが来た、だと…!?フロリド界隈は狂喜乱舞に包まれた。
こうして、2023年7月31日。フロリドの夏が幕を開けた。
イベント開始前
お知らせの告知から見てとれるSSRフロイド、リリアの衣装がアロハだったため、SRのリドルがどんな衣装になるか期待がかかった。翌日の8/1に駅広告にて判明したそれは我々の想像を遥かに超えるものであった。
これまで露出らしい露出がなかったリドルが、まさかの生足ヘソ出し。そして、眩しいほどの笑顔を見せるその姿…。
フロイドの黒地にフラミンゴ柄のアロハシャツに、リドルの爽やかな白のシャツや指に施されたターコイズ色のネイル。この匂わせカップルコーデを思わせるイベントカードに界隈は異様な盛り上がりを見せ始めた。
ツイステ特有の大雑把な予定表のお陰でイベントが8月中旬からであることしか分からず、待ちきれずに狂いに狂ったフロリドの民達の手により、イベント開始まで妄想のスイスイワールドの二次創作が量産されたのであった。
デュオ
フロリド界隈にとって非常に気掛かりなこと。それは「SSRフロイドのデュオ相手」であった。
SRとして実装されるリドル、もしくはエースのどちらかがデュオ相手になるという状況。そして、一向にやってこないイベント告知。
中旬っていつからだよ!?と毎日18時にお知らせをチェックしては『今日も告知なし!』と焦らされる日々…。
そんな中、ついに運命の時がやってきた。来たる8/16にとうとうイベントの告知がなされたのだ。(焦らしプレイが過ぎるが?)
フロイドのデュオ相手はリドルであることが判明!
この時の界隈はもちろんお祭り騒ぎである。
初のデュオである。これまでデュオどころかバディにも恵まれず、ようやくSR見習いシェフ・フロイドのカードで同じ釜をかき混ぜることを許されたフロリドが、満を持してのデュオ実装である。
ブルームバースデーのデュオ予想にて遂にくるか!?と期待されながらも、悔し涙を飲んだデュオ実装!
まさかの海イベントでフロリドデュオを用意してくれているなんて!運営の掌の上で踊らされている感は否めないが、もはやそんなことはどうでもいいのである。ありがとうございます!!
余談だが、ここに至るまでにフロイドはリドルを除いたハーツラビュルの寮生とのデュオを制覇しており、『トランプ兵達の面接を乗り越えた』、『着実に外堀を埋めている』と言われるほどの段階を踏んできた。
これがウツボの狩りなのである。
イベントストーリーやパソストのフロリドの絡みについては以下に随時追加する。
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集団で話していても、とりあえず金魚ちゃんとばかりにリドルに話しかけるフロイドが見られる。
リドルのサマーバケーションの予定について「まーた家に籠もって真面目におべんきょー?」と尋ねていることから、フロイドはリドルの家庭の事情を知っているだろうことが窺える。メインストーリー4-4「送別ノイジー!」で、「おうちに帰りたくないの?」「一緒にガッコーに残ろうよ」とリドルを誘っていたフロイドだが、ようやく一緒にバカンスを楽しめるのだ。やったね。
「今日もびちびち活きが良さそうだねえ。」
「まーた家に籠もって真面目におべんきょー?」
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謎の本により無人島に飛ばされてしまったイベントメンバー達。
野営地を探すよりも家を建てたら?というフロイドの提案に、リドルがログハウスの作り方を解説する。すると、フロイドはリドルを「へぇ〜。金魚ちゃんえらいじゃん!」と褒め出したのだ。
この時のリドルの反応は必見である。なんと「ふふっ、ふふふ!」とこれまでに見たことがないほど嬉しそうに笑ったのだ。そして、効果線までついた渾身のドヤ顔を披露。
このやりとりを傍で見ていたジャックには「すげー嬉しそうだな……」と言われるほどである。
リドルと言えば、誰に優秀さを褒められようと顔色一つ変えずに当然のことのように受け止めている印象が強い。しかし、フロイドに褒められることはリドルにとっては特別に嬉しいということが判明してしまった。つまりは脈アリってことかもしれない。
フロイドからの矢印が強いかと思いきや、リドルもフロイドを意識していることが垣間見えた一幕である。
「珍しく素直だね……ふふっ、ふふふ!」
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スイスイイベでは海での初めての経験にはしゃぐリドルの微笑ましい姿が多々見られる。この場面でも図鑑でしか見たことのなかった綺麗な貝殻にリドルが夢中になっている。可愛い。
貝殻を「死骸」と言って憚らないフロイドも巻貝を拾い集めるリドルを、なんだかんだと好きにさせて見守っている感すらある。習った知識をうっかり忘れるくらいに海を満喫し始めているリドルの新鮮な姿を見るのがフロイドも楽しいのかもしれない。
カラフルな貝殻に「目立って外敵に狙われるんじゃないか」とリドルは疑問を持つが、「海では色の見え方が陸とは違う」とフロイドが解説する。「特に赤は深海では黒っぽく見える」らしい。
なんてことのない豆知識のようだが、ツイステで赤といえばイメージされるのはリドルである。そして、フロリド界隈では「深海では知らなかった赤の鮮やかさをリドルに出会って知ったフロイド」は鉄板シチュの一つだ。なんかこれ、薄い本や支部で100万回見たぞ?というくだりが目の前で繰り広げられて混乱したフロリドの民も多かろう。
だが、これはまだ序章に過ぎないのだった。
「へぇー。金魚ちゃんでも習ったことを忘れちゃうことあるんだ なんか新鮮〜。」
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ここでフロリド史に残る出来事が起こった。
無人島の限られた食材でフロイドは皆に料理を振る舞うが、それがまた絶品であり賞賛されまくる。リドルはこれ以上フロイドが調子に乗っては困るからもう言わないと宣言するが、「じゃあ、おかわりいらねーんだ?」とフロイドは揺さぶりをかけた。
いつもであれば突っぱねるところだが、リドルは空腹と良い香りには逆らえず、実に悔しそうに「キミの料理は確かに美味しい。その、ボクもおかわりを願いたい、のだけど……」と、とうとうフロイドに屈したのだった。
フロイドは実に嬉しそうに、「アハハッ!(←大きいフォント)いいね、いいね〜〜〜〜!」と己にリドルが屈した姿に大いに喜んだ。
リドルがフロイドに負ける(屈する)…だと…?
それだけでも衝撃なのだが、リドルにおねだりをさせるフロイドを見せつけられて、これ薄い本で何度も見たやつ…とデジャブに襲われた者も多かろう。
他のシーンでフロイドに褒められて喜んでしまうリドルの姿が見られたが、フロイドにとってもリドルに褒められる、認められるというのは特別な意味を持つのかもしれない。お願いされるのは嫌いなはずなのだが、フロイドはご機嫌でおねだりできたリドルにご褒美(おかわり)をあげている。
この一幕により、リドルはフロイドに胃袋をがっちりと掴まれる、フロイドはリドルにおねだりをさせるのが好き、という知見が改めて公式見解として得られてしまった。
フロリドの民達の薄い本が更に厚くなることだろう。
「うう、このボクがフロイドに屈する日がくるなんて……でも美味しい!!」
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スイスイフロイドのデュオ相手はリドル。つまりはフロリド民が待ち望んだデュオである。
「どっちが強いか勝負しようぜ。金魚ちゃん」
「キミに従うのは御免だよ。フロイド」
記念すべきデュオ台詞はあまりにもフロリドらしい。
フロイド・リーチ。この男は倒すべき敵のことなんて一切見ちゃいないのである。
とにかくリドルのことしか頭にないということがよく分かる台詞である。(バトルに集中しろ)
それに対して靡く気配がないリドルの返しもフロリドという二人の関係をよく表している。
ちなみにスイスイのSSRとSRはグルーヴィー後のイラストがとんでもないことになっている。
グルーヴィー後のスイスイフロイドとスイスイリドルでデュオを発動させると、なかなかけしからん絵面になるので是非お試しあれ。
『ディズニー ツイステッドワンダーランド』アンソロジーコミック vol.1
本音トーキング!
図書室でリドルを見つけ早速声をかけるフロイド。語尾に♡あり
寮長としてもうみんなに迷惑をかけたくないため難しい本を読んでいるリドルに対してのフロイドの返答により少し固まったリドル。
「やっぱ金魚ちゃんて頑張り屋だな〜エライな〜って思ったの今、めちゃすげ〜みたいな」
題名が本音トーキング!であることを忘れちゃいけない
上機嫌固定の日
ケイトにフロイドのことを相談し、引いてダメなら押す作戦を実行したところフロイドは目を輝かせてなんと5時間もの間リドルと遊んでいた
「よし、フロイド。今日はキミが満足するまで遊んであげよう」
(この後おててつないで連れ出された)
ツイステフェス
ツイステフェス内の朗読劇内でまたしてもフロリドの絡みがあった模様。
スイステフェスのチケット争奪戦は熾烈を極めた上に、一部無料配信の箇所に朗読劇は含まれていなかったため、選ばれし現地参加者のみが見ることができた貴重なフロリドである。ここでは有志達によるレポから記載する。(台詞等は実際のものとは異なっている可能性があります)
『サマーホリデーにどこに観光に行きたいか』
そんな話題を繰り広げるキャラ達。これまでのイベントで訪れた場所や海の話題で盛り上がる中、おもむろにフロイドがリドルに話しかける。
「てかさぁ、イメージ湧かないんだけど、金魚ちゃんって泳げんの? 気が向いたらオレが教えてあげよっか?」
大勢でわちゃわちゃしていても何かとリドルに話しかけるフロイドの姿はゲーム内で散見されるが、それはフェスでも健在であった。
直前の海の話題の中心はリドルだったわけではないようなのだが、なぜ急にリドルが泳げるかを気にして、なおかつ『教えてあげよっか?』などと言い出すのだろうか、このフロイド・リーチという男は。どんな時も金魚ちゃんに話しかけたいというフロイドの強い意志を感じてならない。
そんなフロイドに対するリドルの返しも秀逸である。
「挑発には乗らないよ。水泳の教本は全て頭に入っている。キミに教えてもらわなくても理論上、ボクは泳げる!」
マニュアル人間のリドルらしさで溢れている。教本を覚えていても実際に泳げるかどうかかは別問題だと思うのだが、リドルは自分は絶対に泳げると信じて疑っていないだろうことは想像に難くない。この台詞で会場にどよめきが起こったようだが、こんな面白いこと言われたら当然だろう。フロイドがリドルを気に入ってやまない理由がここにある。
上記のように、ツイステフェスでは短いながらもフロリドの旨味が凝縮されているやりとりが繰り広げられていたようだ。フロイドとリドルは同時期に開催されているゲーム内のスイスイイベで一緒に海に行っているので、ドヤっておきながら泳げないリドルとそれを見て爆笑するフロイドの姿も本当にあったかもしれない。スイスイイベと合わせて、少しだけ素直になったリドルがフロイドに泳ぎを教わるところまで妄想できるこの朗読劇を一度はこの目で見たいものである。ツイステフェスの円盤化が待たれる。
ノベライズ
EPISODE2 荒野の反逆者
ゲーム本編の「厄介ツインズ!」に該当するシーンが描かれている。
ノベライズ版ではゲーム本編のストーリーにオリジナル要素が加えられており、フロイドとリドルの絡みもかなり改変されている。ゲームとはまた違った二人の会話を楽しめるので、一読の価値あり。
双子の様子をこっそりと窺っていたリドル(それなりに距離があると思われる)をすぐさま見つけ出してグラウンドに響きわたるほどの大声をあげたりと、ノベライズでもフロイドのリドルへの興味関心の高さは変わらない。嬉々としてリドルに絡むフロイドの姿は監督生からしても「とても楽しそう」に見えるようだ。
その他の媒体
Animage (アニメージュ)2020年11月号にて
フロイドの紹介ページに「リドルはフロイドのお気にいり」と綴られている。
公式設定資料集
p44 送別ノイジーのハッシュタグに「#金魚ちゃんなら小さいから飼っていい」と記載されている。
ツイステッドワンダーランド Art Gallery2
ゴーストマリッジのなりきり花婿衣装のリドルとゴーストの花嫁に平手打ちされた痕があるフロイドが描かれたイラストが掲載されている。