概要
愛の天使である彼女達の心は溢れんばかりの愛で満ちており、性格は優しく親切で気立てが良い。 その美しい姿と心のみならず、唾液や汗等の排泄物に至るまで、彼女達を構成するすべてが清らかであるという。
彼女達は天界から地上の人間達の様子を窺っており、男性の愛されるべき美点や善行を見出し、未来の伴侶へと向ける愛を膨らませる。
そして女神「エロス」の命によって地上へ降り立つこととなれば、その男性の妻となって身の回りの世話を行い、それまで育んできた愛の全てを捧げるのだという。
また、強い愛を抱きながらもそれを想い人に伝えられぬまま死んでしまったり、愛する男性を残したまま死別してしまった女性の魂が、「エロス」の手によってフーリーに転生する場合もある。そうして生まれたフーリーは前世の記憶を保持し、より深みを増した愛を胸に生前から思いを寄せる男性の許へ向かうことになる。
本来彼女は魔物ではなくれっきとした神族であり、エンジェルやヴァルキリーのように魔物娘の魔力による浸食を受けた個体が自らも魔物娘と化す。しかしフーリーの場合、魔物化する前からその行動が魔物娘とあまり変わらないため、外見が大きく変化したりする事もなく、魔物化していない個体とは特に区別されない事も多いという。