CV:あおきさやか
概要
『魔界の狂える牙』の渾名を持つ狼型の怪人だが、普段の状態だと犬のぬいぐるみにしか見えない。
満月の夜になるとその真の姿を現す。だが満月が雲に隠れたりすると元に戻る。
言葉のボキャブラリーは少なく、劇中では主に敵対する相手に対して『オマエ、コロス(アニメ版だとコロチュ)』、好意を抱く相手に『オマエ、スキ(アニメ版だとチュキ)』とどちらかの意思表示をするのみ(ただし、アニメ版ではそれぞれ一度だけ『オメデトウ』『センキュー』とも言った事がある)。
また、自分の思い通りにならなかったり、嫌な事があったりすると、相手が人や動物は勿論のこと、無機物(夏みかん、海、など)であろうとも、すぐに『コロス』と言い放つなど、我儘で理不尽な一面もある。
外見通りの一匹狼気質で、日頃から他のアニマルソルジャーの面々と行動を共にする事は少ない(一応自分がアニマルソルジャーであるという自覚は持っている)。
そのアニマルソルジャーの面々は勿論のこと、ヴァンプやかよ子の事を好意的に思っている反面、同じく所見の際に自身の能力を知らずに大笑いされたことから、メダリオとカーメンマンのことが特に大嫌いになり、彼らに対しては事ある事(時には完全に八つ当たりな場合も珍しくない)に『コロス』と言い放っている。
また、ニンジンが嫌いでいつもお残ししており、ギョウからそれを注意され、一度は『コロス』(嫌い)になりそうになるが、「俺はお前の健康の為に言ってるんだぜ」と諭された後は(何故か)花占いで考えた末、結局『スキ』という結論に至った。
他にもガニメデに対して、彼の威嚇行動(頭部にあるカニの脚を模した角が「がぱぁ」と展開する)に驚いて以来、苦手としている節を見せる。
そしてフロシャイムの宿敵であるサンレッドに対してはウサコッツ同様、交戦意欲こそ高いものの、同じ一匹狼なところで気が合うようで、傍から見ればそれなりに仲良くしている描写も多い。
またレッドからも、川崎支部の怪人の中でも実力者(勿論、真の姿の時)として一目置かれている。
関連イラスト
関連タグ
ガニメデ…天敵