概要
ベルベットケーキ味クッキーとは、クッキーランシリーズのスピンオフ作品クッキーランキングダムで登場したクッキーである。
プロフィール
| レア | Epic |
|---|---|
| タイプ | 突撃型 |
| ポジション | 前方 |
| スキル | 赤く染まった手 |
| 実装日 | 5月28日 |
| CV | 関俊彦 |
ベルベットケーキ味クッキーのお話
一同整列!その場にならえ!数多なるケーキモンスターの前に立ち、指揮をとるベルベットケーキ味クッキー。
落雷のような号令が大地をとどろかせれば、好き勝手に暴れまわっていたケーキモンスターたちも即座 に落ち着きを取り戻し、足並みをそろえる。ベルベットケーキ味クッキーは自ら最前線に立ってケーキ軍団の戦闘を率いるそうで、黒い瞳からギラつく眼光を放ちながらケーキアームで敵を制圧するその姿 は、時にケーキモンスターよりも恐ろしく見える。でも、ケーキモンスターたちが甘えてくる時だけはまるでベルベットのように優しくソフトな一面を見せるらしい!
厚さや生地の状態を見る限りクッキーに間違いないように見えるが、赤いケーキでできた右腕からはただならぬ闇が感じられ、気を抜くことができない。それでもベルベットケーキ味クッキーは、他のクッキーの視線を気にすることなく、自分に与えられた仕事を黙々とこなすのみ。
「進撃せよ!そして生き残れ!」
戦闘の始まりを告げる号令が今日も大地を揺らす。
人物
クッキーランキングダムにおける暗黒魔女クッキーの部下の1人。
その外見は右手はケーキでできた赤くて大きな手に、右目は黒い瞳に青い瞳孔と他のクッキーと比べても異質と言える存在である。(なぜこのような見た目なのかは後述の「カオスの塔にて」の過去を参照)
普段は仕事を真面目にこなし、ケーキモンスター達を率いるとあるように軍団長らしくケーキモンスター達に厳しい訓練を与えている鍛えている。しかし、ケーキモンスター達のことは大切にしており、作中や公式Twitterでもケーキモンスターであるわんケーキをよく可愛がっている様子が確認できる。
メインストーリーEP.10［時が止まった王国］にて(ネタバレ注意)
勇敢なクッキー一味が暗黒魔女クッキー達に占領されたバニラ王国の城の中でケーキベロスを撃破した際に、*？？？*という名前で登場した。(EP.10は彼の詳細が明かされるカオスの塔のアップデート前での実装であったため名前を隠す為の仕様だと思われる。)
登場した際は
「ひどいじゃないか！クッキーの福利厚生だけじゃなく動物のことも考えろよ！」
と自分の部下であろうケーキベロスを傷つけられたことと城に不法侵入されたことでかなり怒っていた模様。
勇敢なクッキーが「何味クッキーが名乗れ！」と問いかけると「生意気に名前まで要求するとはな 城に勝手に侵入し騒ぎを起こした分際で・・・失せろ！」と言いつつ、傷ついたケーキベロスに対しては「ベルベル(ケーキベロスの名前)！オレが今仕返ししてやるからな・・・！」と仇を討とうとするが、ケーキベロスの状態が悪いことに気がついたのか一時撤退を決め、去り際に「お前ら、今日は運が良かったと思え！次会った時は消し去ってやるからな！」と言い残し去っていった。
カオスの塔にて(ネタバレ注意)
ケーキタワー(カオスの塔)にてケーキモンスターを生産していることが判明し、業務をこなしているところに同じく暗黒魔女クッキーの部下であるザクロ味クッキーがやってきて戦力であるケーキモンスターがどれぐらい増えたのかを確認しにきたようだ。ベルベットケーキ味クッキーは「先月の倍だ。」と答えるが、ザクロ味クッキーが「10倍ではないのですね？」と返すと「催促するのは簡単でいいよな。」と不満そうに答える。
話が進む中、ケーキモンスターから侵入者があらわれたという報告を聞き、追い払うべく向かった。
向った先にはペストリー味クッキーが部下であるケーキモンスター達を蹂躙している最中であり、それを阻止するべく彼女と戦うことに。しかし、ペストリー味クッキーはフォーククロスボウという、堕落した存在に有効な武器を持っており，堕落した存在であるケーキモンスターの一部を持つベルベットケーキ味クッキーはフォーククロスボウの矢、フォークアローを喰らったことで、体に力が入らないほどダメージを受けてしまう。
それでも、ベルベットケーキ味クッキーは以下のように言った。
「そのフォークがクッキーの生命を決めるというのか？笑わせるな！ケーキモンスターは、クッキーと同じ材料、同じオーブンで作られた… ただお前らのように言葉の意思疎通ができないだけだ！」
「魔女…いや世界中の誰にだって 誰かと違うという理由ひとつで生命を奪うことはできない！」
彼はフォークアローを身体に受けた影響で、動けないながらも自分の信念を相手に伝えた。
だが、信仰する魔女の名前を軽々しく彼に口にされたことに憤りを感じたペストリー味クッキーはベルベットケーキ味クッキーにとどめを刺そうとした。しかし、アルフォンスという名前のわんケーキが彼に寄り添い、その際には「大丈夫だ アルフォンス」と言葉をかける。
その様子を見ていたペストリー味クッキーに最後に残す言葉を聞かれると「オレのことをクッキーとして…？」と呟くが、すぐに「ありがたいが遠慮しておくぜ オレはお前が今まで潰してきたケーキモンスターと同じように この塔で生まれ育った。」と彼女に対して言い、彼女の「ということは、神がその姿を作り出したということ？」という問いかけに対し、ベルベットケーキ味クッキーは「半分は神、半分は偶然が生んだ。」と答える。
そこで、なかなか戻ってこない彼の様子を見にきたザクロ味クッキーが来る。ザクロ味クッキーがペストリー味クッキーを鏡に映し、「鏡に映ったペストリー味クッキー」を作り出す。それから離れようとしたペストリー味クッキーが究極のクッキー生地に落ちたことでその場は命拾いした。
それからしばらくして、究極のクッキー生地から戻ってきたペストリー味クッキーの「この世界に…何をするつもり！？」という問いに対して、彼は自分達がクッキーの世界に新しい秩序を作ると伝えると、彼女からは「欠けて、堕落したモンスターふぜいが秩序？」と返され、それに対して彼はこう言った。
「ああ、そうだ。お前がモンスターと呼ぶ存在が捨てられることのない世界をオレは求めているんだ。」
「お前もいつか神ってヤツに会ったら聞いてみな。クッキーは生き、ケーキは潰される。この秩序が本当に正しいのかってな！」
こうして、彼はケーキモンスター達と共にペストリー味クッキーを塔から追い払うことに成功した。
過去
究極のクッキー生地に落ちたペストリー味クッキーの視点で暗黒魔女クッキーの正体とベルベットケーキ味クッキーが暗黒魔女クッキーの部下になった経緯が見られる。
彼は千年に一度開かれる魔女の宴で魔女が暗黒魔女クッキーを焼き上げた際に、暗黒魔女クッキーに見つけられた幼いクッキーであった。(おそらく、魔女が暗黒魔女クッキーを焼き上げた際に偶然一緒に焼き上がったクッキーだと推測される。)
しかし、当時の彼には右腕が無く、それを哀れに思ったのか暗黒魔女クッキーは「お前の兄弟達と絆を繋げる腕だ。素晴らしいと思わないか？」と言いながらケーキアームを彼に差し出した。まだ幼く、行く当ても無かった彼はそのまま暗黒魔女クッキーに拾われたのだ。
このことから、ベルベットケーキ味クッキーは暗黒魔女クッキーの最初の部下であると判明した。
なお、幼少期の彼は現在の彼とは違い、両目とも青色である。
スキン
ケーキモンスターのコーディネーター
スキン説明
キュートなケーキモンスターを更に可愛く!みすぼらしいケーキモンスターもトレンディなケーキモンスターに大変身!忙しい毎日が終わり、休みの日になるとケーキモンスターとスタイリッシュな1日を過ごすというベルベットケーキ味クッキー。ケーキモンスターと一緒にあつらえた服を着たコーディネーターは今日もハサミ仕事で忙しい。チョキチョキ!
甘いcakeダンサー
スキン説明
こんなクッキーは初めてだろ･･･!Hellハウンドに変身!
戦場ではなくステージを指揮するためベルベットケーキ味クッキーが鋭いケーキナイフの代わりにケーキスタンドマイクを持って披露する派手なダンスを見て驚くのはまだ早い。わんケーキのキレのあるパフォーマンスが待っているからね!
危険な予感がした瞬間、既に心を奪われた自分を発見するのだとか。
余談
・彼の団員であるわんケーキ、「アルフォンス」は英語版だと「chiffon(シフォン)」という名前になっている。
・ローディング画面の説明によると、ケーキモンスターに名前をつけるのが得意らしい。(アルフォンス以外にも、スキンセットのストーリーでは「ヘンリー」「レイモンド」という名前のわんケーキが登場し、わんケーキ以外にも「エドワード」「キャンドル杖のカタリナ」「鎖フォークのジェイコブ」など名前付きのケーキモンスターは彼がつけたものと推測できる。)
関連イラスト(原型)
関連イラスト(擬人化)
別名・表記ゆれ
英語名 RedVelvetCookie
韓国名 벨벳케이크맛쿠키
