曖昧さ回避
欧州で使用される人名・キャラクター名の一つ「Penelope」。「ペネロープ」「ペネロペ」とも表記される。
→ペネロペの記事を参照
概要
声：山口奈々
マリエルの家庭教師兼お目付け役を務める女性。マリエルが10歳の時から共に生活をしている。マリエルの父からマリエルの教育や世話を任されていて、屋敷では他の使用人たちよりも上の立場にある。
気難しく神経質で極度の潔癖症。他者に厳しいが、自分にも厳しくありたいと考える厳格な性格。時間管理にも厳しく、部屋に置いてあるたくさんの時計で、マリエルの起床や就寝、食事の時間を管理している。例えるなら、アルプスの少女ハイジのロッテンマイヤーをさらに厳しく神経質な性格にした女性。
メモルたちからは『いじわる家庭教師』と呼ばれている。
厳しくとっつきにくい性格だが、使用人のジョルジュやメイドのマーサに、手編みのベストをプレゼントするなど、優しい面もある。
前述の性格から、マリエルに対する教育やしつけはとても厳しく、他の使用人との交流を禁じたり、マリエルの生活のすべてを自分の定めた規律どおりに縛りつけようとしていて、ある意味、それがマリエルの内向的な性格や病状を悪化させてしまった原因と思われる。
しかしグレイスがマリエルに対する意地悪で、ペネローペが別の別荘用に購入予定だったピアノを買い上げてしまったときは、『一日でもピアノの練習を休んだら指がなまってしまう』と、別荘行きをとりやめるなど、厳格な性格が結果的にいい方向につながったこともあった（違う別荘に行くことでマリエルとメモルが離れ離れになってしまうため）。
