概要
学名 Alopias vulpinus
英名 Common thresher
マオナガは、ネズミザメ目オナガザメ科に属するサメで、その名の通り長い尾ビレが特徴。
オナガザメ科の代表種かつ最大種で、体長は3m以上、尾ビレを含めると6mを超え、最大で7.6mという記録もあるという。
そのサイズはもちろん、腹部の白色帯が胸ビレの上まで張り出すことや各ヒレの先がより尖ることなどが近縁種のニタリと区別するポイントとなる。自慢の尻尾もオナガザメ科で最も長くなる。
生態
かなり速く泳ぎ、沖合に生息するためニタリよりも更に人目に触れることが少ないレアなサメである。
ニタリと比べ尾や口が比較的大きくなるため、獲物もそれ相応のサイズのものになると考えられる。