概要
マシュフィンとは『マッシュル-MASHLE-』のマッシュ・バーンデッド×フィン・エイムズのBLカップリング。
マッシュとフィンは相部屋である。そのため、CPとまではいかない作品だと「302号室」と呼ばれることもある。
エピソード
二人が初めて出会ったのは入学試験後の教室で(また、この時がフィンの初登場シーンでもあり、フィンが初めてマッシュを知った時でもある)
授業中、「魔法で鍵を開けなさい」という教師の指示にマッシュは魔法ではなく腕力で対応して力で無理やり鍵をブチ破り開け、それに教師がキレると自論で対応したりなどかなりマイペースな対応をしていたため、初めはフィンはマッシュを”関わってはいけない人”認定していた。
その行動はマッシュは魔力がなく魔法が使えないために魔法では対応できない故であったが……それを知らない周りから見れば突飛な行動であり言動が色々とブッ飛んでいるため、そんなマッシュの言動を見ていたフィンはヤバい人を見る目で見ながら「絶対関わらないようにしよう…」と呟く。
彼の信条は『安寧秩序』なので見るからに危なさそうに見える相手を怖がってしまっていたのである。
しかし…その「関わらないように」という決意はものの数分で崩れ去る。
なんと、寮の指定された部屋に行ってみればそこに居たのは例のヤバい同級生、マッシュだったのである。
華麗なるフラグ回収…
しかし、話してみるとそんなにやばい人ではなく、実は優しい良い人なのでは?と思えて来たフィンだったがマッシュが自分の身体の各所に名前を付けていることを聞いた時には静かに引いていた。
その後、教室でもよく話すようになった二人だったが運悪くマッシュが高官の息子ロイド・キャベルに目を付けられてしまい、嫌がらせを試みるが返り討ちにされた為ついにはフィンを脅してマッシュの教科書を破くように命令し無理矢理加担させた。
マッシュのことは少し変な所もあるけれど良い人だと思っているフィンにはそれがつらく、罪悪感に苛まれながらそのことを言えずにいたがそんなフィンの隣に座り、「教科書見せて」と言ってきたマッシュと一緒に教科書を見ることとなりその際にマッシュが呟いた『こんな良い人と友達になれてよかった』という言葉にフィンは心を揺さぶられる。
その言葉がずっと心に響いていて…、更にエスカレートした嫌がらせを命じてくるキャベルに勇気を振り絞って抵抗する。
「できません…
これ以上は、もう…できません」
しかし、その言葉を聞いたキャベルはフィンに攻撃魔法を放ち、無理矢理跪かせたり何度も乱暴を繰り返した。
そこに通り掛かったマッシュがフィンの元に駆け付けると、抑えていた申し訳なさと罪悪感が込み上げてきてフィンは泣きながら今までの事を告白した。
「ごめん…マッシュくん…
僕、なんだっ…
君の教科書…破いたのっ…
命令されて、怖くてっ…逆らえなくてっ…
ごめんっ…本当に…っ」
その言葉を聞いてマッシュは驚きながらも心に何か感じるものがあった様子で声をかけようとした所にキャベルがフィンの事を口汚く罵るのでついにマッシュがキレてしまい…
「謝るのは、お前の方」
そう言いながらキャベルの頭を床に叩き付けた。
その後、理不尽にも退学をチラつかせてきた教頭も床に埋めてしまうが、マッシュの友人の為の行動に心を打たれた学園長の計らいによって不問にしてもらえ、無事帰ってきたマッシュが302号室で額に包帯は巻いているものの怪我を治療し晴れやかな春の日差しのようにはにかむフィンに微笑み返しているところが見られ、この時二人は本当の意味で本当の友人になれたシーンと言えるだろう
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