概要
漫画『マッシュル-MASHLE-』に登場するランス・クラウンとドット・バレットのBLカップリング。
どちらもイーストン魔法学園アドラ寮一年生。マッシュ達と行動することが多く、両者共に優秀な魔法師でもある。
純粋なイケメンであるランスをドットが一方的に嫌っており、ランスもそこまでドットに対して干渉しないため、あまり仲は良くない。
共闘する際には意外と息のあった闘いを見せる。
ちなみに、公式のファンブックにて寮内では同室であることが明かされている。
関連イラスト
ネタバレ注意
※この先、単行本14巻に関するネタバレがあります。未読の方はご注意を。
[120話〜123話](14巻)
「足引っ張るなよドット」
「テメェこそ」
イノセント・ゼロが率いる「無邪気な淵源」の構成員の一人であるエピデムと交戦することになったランスとドット。
その戦いの最中、衝撃の事実をエピデムから聞かされたランスは激怒し、一人でエピデムに挑もうとする。
ランスはドットが何を言おうが聞き入れず、自分の問題だと一蹴し、いつまでも一人で戦おうとする。新たなアザが出現し、サモンズの道が開けたにもかかわらず、感情をコントロールできず術の覚醒にも至れない。すると、ドットが突然ランスの攻撃に割り込み、殴りかかった。ランスに。
実は、ドットはランスが友である自分に助けを求めず、一人で問題を解決しようとしていたことに対して腹を立てていたのだった。
ドットの説得によりランスは我を取り戻し、殴られた分はしっかり殴り返した後、友として、仲間として、二人でエピデムに挑むことになる。
しかし、
「何故か体が動いてしまった……」
圧倒的な攻撃力を持つエピデムとの交戦の中で、ランスは互角に戦える力を手に入れ善戦したものの、ドットはそのような力は持っておらず、防御で手一杯になっていた。その隙をエピデムが見逃すはずもなく、ドットの意識が朦朧とした所に渾身の一撃を放つ。
その時、ランスが身を挺してドットを庇い、大ダメージを負ってしまう。
ドットやマッシュたちとの学園生活を過ごすうちに、大切なものが妹だけではなくなっていたランス。
能力が高い人間が低い人間を庇うことを非合理的だと考えランスを馬鹿にするエピデム。
自分の身がボロボロになってまで仲間を庇ったランスを非合理的だと馬鹿にされたことに対し、ドットは泣きながら激昂し、自戒人としての能力を覚醒させる。
「決めたぜ……テメェは俺が100回ぶち殺してやる」