マニア(MARVEL)
まにあ
2003年に始まったヴェノムのオンゴーイングの主役でありヴェノムシンビオートの舌から生み出されたクローン。
宿主を転々と変え、さながらホラー映画のモンスターの如く暴れており宿主の中にはあのウルヴァリンも含まれ、最終的には同誌の主人公であるパトリシア・ロバートソンと結合する。
物語の終盤にてオリジナルのヴェノムとの対決の末クローンヴェノムとオリジナルのヴェノムは合体し騒動は終わったかに見えたが、後年オリジナルと分離し下記のアンディ・ベントンに寄生しマニアとなる。
元々は父子家庭の女子高生でエージェント・ヴェノムことフラッシュ・トンプソンの隣人であったが、フラッシュを探していた犯罪組織に父親を殺されてしまう。
自身も殺されそうになったところをエージェント・ヴェノムに救われたものの、その時に偶発的にエージェント・ヴェノムから分離したシンビオートに寄生されて誕生した。
フラッシュの協力を得て仇である犯罪組織を壊滅させたが、のちに様々な要因で暴走してしまい、リー・プライスの手によってシンビオートを奪われてしまった。
シンビオートを失った事で高校卒業後に普通に就職するも、二代目スクリームことパトリシア・ロバートソンに襲われ、彼女に宿っていたシンビオートに寄生された事で三代目スクリームとなってしまった。
しかし後にエージェントアンチヴェノムの能力により新たなシンビオート、サイレンスと結合を果たす。
クロスオーバーイベント、ヴェノムインクに登場
元ヴェノムであるリー・プライスがアンディ・ベントンからシンビオートを奪い新たに手に入れた姿。
リーはシンビオートを肉体的にも精神的にも抑制出来る特異な才能を持ちそれを応用する事で分裂と洗脳というマニアシンビオートが持っていなかった能力まで追加している。
ニューヨークのヴィランやスパイダーマンを洗脳、ヴェノム軍団インクリングスを結成し裏社会を支配するもアンチヴェノムを装備したヒーロー達に敗れ去る。
その後は刑務所に収監されるも上記の戦闘で敗北した際シンビオートはほぼ消滅し微弱な量しか残っておらず、さらにそのシンビオートも邪神復活を目論むカーネイジがエディ・ブロックに扮しリーに近づいたところをシンビオートを剥がされ吸収される。
マニアックには第1形態と第2形態が存在し、第1形態はクモマークの入ったロングコートに顔だけがヴェノムとなっておりシンビオートのキャラの中では一風変わった見た目をしている。
第2形態は通常のヴェノムと変わらない見た目だが数十mはあろう巨体を誇り弱点であるはずのアンチヴェノムや火も決定打にならず足止めが精一杯など桁外れの戦闘力を持つ。