概要
オルムスの異端審問官長の一人にして、「U‐TIC機関」の総司令。
教皇セルギウス17世ではなく、ハインラインに絶対の忠誠を誓う。
なお、セルギウス17世に対しては表面上敬意を払いつつも陰で「俗物」と軽蔑しており、エピソードIIの終盤ではセルギウス17世を陥れて間接的に破滅させていた。
シオン・ウヅキとジン・ウヅキの祖父オウガ・ウヅキに剣術を師事していた過去があり、ジンとは深い因縁をもっている。
額から目を突き抜け頬に走る傷は、エピソードII序盤のミルチア紛争の際に行われたジンとの対決の際に負傷したもの。
この対決の折、シオン達の祖父の門下であった頃のマーグリスは、ジンよりも剣の腕は上であったにもかかわらず、師に認めてもらうことが適わなかったことが語られた。
強さを求めるが故に力に固執している節があり、エーテルによる一騎討ちではジンの機転によって敗れている。この後も幾度となく刃を交えるも決着はエピソードIIIまで持ち越しとなる。
一方ではアンドリュー・チェレンコフのように自身を慕う者もいる事から、人心掌握の素質もあると思われる。
エピソードIIIの最終章、自身を含めたオルムスが(ハインラインの正体である)黒幕の掌の上で踊らされた道化である事実を聞かされ、自身の存在意義を見失って死に場所を求めるかのごとくシオン達の前に立ちはだかる等、皮肉にも前作でセルギウス17世に対して行なった仕打ちが、そっくりそのまま自身に降りかかる事となった。
惑星ミクタムにてE.S.によるジンとの一騎討ちに敗れるも、戦いの素養の意味を知ると同時に死の間際に己の手で自身に決着を着けるべく切腹をした。
愛機は仁王立ちのまま機能を停止するという凄まじい最期を遂げる。
乗機はE.S.レビ。