概要
主人公・ラルの家庭教師を務めていた女性。15年前の時点で幼い少女だったため、恐らく年齢は20代後半。ジャンプ漫画にしてはやや高めの年齢のメインヒロインかもしれない。
光の世界に侵攻をかけた「カゲ」に関する知識に長け、頭の回転も速い。「ブルードラゴン」のカゲ・グラドの宿主にされ、グラドが顕現しないように暗室に閉じ込められていたラルにとっては、15年間で唯一心を開いた人間でもある。
背が高くかなり豊満な体つきをしており、美女を宿主にしてとっかえひっかえしていた闇女王ビラからも宿主候補に選ばれるほどの美貌を持つ。目は良くないらしく、15年前からずっと眼鏡を掛けている。
カゲの軍団がスフェライト王国(ラルの父親の治める国)に侵攻をかけたのを機にラルを暗室から解き放つことを命じられ、ラルをカゲの迎撃に向かわせようとするが、いきなり服を引き千切られて体をまさぐられ、「カゲを皆殺しにしたら俺に女を教えろ」という少年漫画にあるまじき条件を呑まされるハメになる。
その後、闇女王討伐に向かうことを(物凄く俗な理由で)決意したラルの付き人となり、彼の破天荒な言動に悪戦苦闘しながらも、ラルを師として親代わりとして導いていく。
第2話でラルが寝室に侍女を裸で寝せていたのを見て「また女の子連れ込んで」と憤っていたため、第1話終了後にラルと性交渉を行っていた可能性が高く、それ以降もラルの夜の相手をやっている事が描かれている。
中盤で蟷螂型のカゲの宿主になった。
ラルにはしょっちゅうチョッカイを出されているものの、彼を本当の息子や弟のように深く想っており、原作者も「ミオはラルのことが大好きでした。だから彼女をカゲの女王の宿主にして、二人が結ばれるという案もあったんですけど、さすがにそれだと哀しすぎますからね」と最終巻のあとがきで語っている。