「貴様等、此度の事は褒めて遣わす。いずれ武勇を競い合いたいものだな?」
火を司る天司は、己に定められた役割から解放された。
役者という生き方に自身の「熱」を注ぎ込むと決めて、不器用ながらも日々演劇修行に励む。
プロフィール
概要
3周年記念シナリオイベント「どうして空は蒼いのか」で初登場した星晶獣。
かつて空の世界を支配していた星の民が、空の世界を自動管理するために作り出した天司と呼ばれる原初の星晶獣であり、火の元素を司る「四大天司」の1体。
武勇に優れ、天司の一群の中では天司長ルシフェルに次いでリーダー格として認められている。
また、自身の後継者候補である「使徒」として火の星晶獣シヴァを従えている。
2022年の大晦日にリミテッドとしてプレイアブル化。クリムゾンスケイルの入手で解放。武器種はセラフィックウェポンが剣に対し、こちらは斧である。その為、リッチと同様に2本必要とまで言われる事となった。
(実際、ミカエル斧もリッチ斧と同じくらいに性能が高い)
容姿
赤みがかかった白髪に橙の瞳の、高貴な女性。衣装は女性天司恒例のレオタードに、羽の意匠が凝らされた鎧を身に着けており、手には槍斧と赤い剣を携えている。
戦闘時には背後に魔法陣と六枚の羽を展開する。バトルで力を解放した際は鎧が赤く発光し、あたりに炎が迸る。
人物
古風な口調で、一人称は「妾」。空の民に理解があり、人間に対しては昔から親身。ガブリエルとは親しいようで、彼女からは「ミカちゃん」と呼ばれている。
ベリアルがルシファーの補佐官となった後は、その後任として天司長副官を務めている。また、指教の天司たちの上官でもあり、部下である彼女たちのことは大事に思っている様子。
『どうして空は蒼いのか』では、土の元素と共に気配を消したウリエルの状況を知るために顕現、その隙を狙われてサンダルフォンに羽を奪われる。そのまま島ごと消されかけるが、異変を察知し偵察に来ていたスタンに窮地を救われる。その後は主人公らと行動を共にし、一連の結末を見届けた。
『失楽園』でも登場。星晶獣たちが原因不明に暴走する中、主人公たちの下へハールート・マールートと共に現れ、街の人々の避難を助けた。
『000』では、堕天使との戦いのために結成された、各国の戦力による「連合」と共闘。空の世界を守る決意を新たに天司として最後の戦へ参加し、新天司長であるサンダルフォンを副官として支える姿を見せた。
上の戦いから数カ月の時を経て、『天上劇団もぐら座』ではメインキャラの一人として登場。
『000』の戦いの終結後、自分たちの古来からの「空の世界の元素の管理」や「空の民を高次元から守り導く」高位星晶獣としての役割はほぼ終わったとみなし、「それぞれが空の世界に生きるいのちの一つ一つとして、空の民たちと同じ目線で生きていこう」…と、新天司長となったサンダルフォンやハールート&マールートも含めて決断して数か月後。
はーまーコンビはアズラエル&イスラフェルと同居しながら空飛ぶ郵便屋さんとして元気に飛び回り、サンダルフォンは珈琲系喫茶店マスターを目指して修行中、ラファエルは「世界の大地や自然との対話」の一環として農場経営に乗り出して軌道に乗り、ウリエルは料理の趣味を生かして小料理屋を開き、ウリエルシチューがヒットして人気店に。ガブリエルは画家として修業を始め、描いた習作がコンクールでも一定の評価を受け…と順調に各々の人生を歩んで行っていた。
……のだが、ミカエルだけは生来の軍人・武官気質や高次存在としての気位がどうしても抜けず、他の天司8人に比しても世相ズレが特に酷めだったこともあいまり、神社の巫女さん、可愛い系ケーキ屋の呼び込み、商家の秘書、etc…といった一般人社会でのアルバイトでことごとく失敗の日々。『天司長副官』『空の世界の『火』の天司』などという仰々しすぎるかつての肩書に比して不格好きわまる今の己の働きぶりに自嘲と落胆のため息をつきながら街を歩く中で、『違う自分を演じる』ことについて一瞬だけ鋭さを見せたダメ人間系酔っ払いの姿と言動を見て、「演劇」というものに興味を持ち始めていき…。
召喚石
古来より炎は人々と共に在り、様々なものを照らし出してきた。赤子の足下を、弱き邪心を、知られざる歴史を。
ゆえに火の天司は人々の傍に在り、その営みを見守り続ける。
召喚
ゴットハード | 敵全体に現HPに応じた無属性ダメージ・強化効果を1つ無効化・スロウ効果 |
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加護
ミカエルの加護 | メイン装備時:火属性攻撃力が100%(120%)UP | サブ装備時:火属性キャラのダメージ上限5%(10%)UP |
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召喚時の無属性ダメージはHPの現数値3%の無属性ダメージ(最大50万)なのだが、最大上限では現数値5%にアップし、ダメージ量も最大99万9999も与えるので、サブ召喚石で開幕召喚でも非常に大きい先制パンチなるだろう。
プレイアブル
奥義
ゴットハード | 火属性ダメージ(特大)/味方全体の火属性攻撃UP(4T)/高揚効果(3T) |
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アビリティ
パンテラ | 自分以外の火属性キャラ単体が即座に奥義発動可能/奥義再発動(1回)効果 |
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バシリカ | 敵に11倍火属性ダメージ/火属性キャラに劫火の護封効果◆劫火の護封効果は3回被ダメージで解除 |
フォティアハード | 敵全体に現HPに応じた無属性ダメージ/強化効果を1つ無効化/スロウ効果 |
サポートアビリティ
エクリクシ | 火属性キャラが奥義発動時、自分にエクリクシを1つ追加(最大9)/ターン終了時にエクリクシを3消費してフォティアハードが発動 |
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フォティアアルケー | スキル「火」「業火」「紅蓮」「機炎方陣」の効果が20%UP◆自分がサブメンバーにいる場合でも発動 |
※劫火の護封…火属性追撃効果(20%)/奥義性能UP/奥義ゲージ上昇量UP/風属性の被ダメージを最大10000に固定
性能に関しては、ある意味でも他の四大天司がプレイアブルしたら同クラス性能になるのでは…というレベルで強い。
特に召喚石の効果でもあるゴットハードは3アビの効果として採用され、奥義版ゴットハードが別に用意される仕様ととなっている。それに加えて、1アビは自分以外の火属性キャラに奥義バーストと奥義再発動を付与、2アビも敵にダメージを与えるだけでなく火属性キャラにバフを与えるというサポート面でもかなり優秀の部類。
極めつけが、サポアビである「フォティアアルケー」。武器スキルの「火」「業火」「紅蓮」(アグニス編成)、「機炎方陣」(マグナ編成)の効果を20%アップさせるのだ。この効果はサブ枠でも有効なだけでなく、ミカエルが戦闘不能になっても効果は永続する。その為、育成のついででミカエルを編成、サブ枠で入れておくような編成でも火属性を強化できるのは間違いないだろう。
後に、ミカエル実装から離れている形ではあるのだがガブリエルが第2号として実装された。当然だが、ミカエルと同じような召喚石の技+マグナ及び神石編成で効果が上昇するサポートアビリティを持つ性能となっている。