概要
CV:速水奨
Cygames制作のゲーム『グランブルーファンタジー』に登場する人物。
キャラクターとしての初出は同社制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』。後に『Shadowverse』にも同一人物のカードが登場した。
神撃のバハムート
初出作品。
黒の長髪に黒と金の鎧、紫色の肌に4本の腕を持ち、白蛇を従えた様は元ネタにあるインド神話の神そのままの容姿。象徴でもある第三の目は冠のようなデザインとなっている。
グランブルーファンタジー
フレーバーテキスト
召喚石
森羅万象に融解し、有為転変を邪な瞳で凝望する猛々しき破壊神。ひと度憤激すれば、額から放たれし聖なる光にて、此岸の全てを灰に帰す。無から生まれし新たな世界に、金色に輝く三叉槍を掲げる時、邪な瞳は如何なる景色を見るのだろう。
リミテッド
救いを司りし猛き武神は、人の営みに寄り添い強き心に呼応し顕現す。神は願う。世を織りなす人の子が本道に立ち返らんことを。
水着
舞うは燼滅、奏でるは再生の調べ。流るる水のように、或いは吹きすさぶ風の如く。
彼の舞踏は生も死も等しく浄化し正しき流転へと誘う。深闇に迷える魂すら、猛る焔の輝きで安寧の道へと導くだろう。
概要
火の天司ミカエルの使徒かつ火属性の召喚石。4周年記念で実装された「マグナⅡ」では他の使徒メンバーと共にボスとして登場した。
こちらでの容姿はパラドックス・シヴァに近い。神話にある「第三の目」は召喚効果として登場。
水着verは白服と肩巾をまとい、より神格化した姿に近い容姿に。そして上限解放はとってもエロい・・・
ちなみに連れている白蛇の名前は「ナーガラージャ」。
冬のグラブルフェス生放送2018にて年内にリミテッドシリーズとしてプレイアブル化が発表され、来たる12月28日ついに実装。使徒メンバーでは三人目のプレイアブルとなる。
レジェンドガチャで『悪滅の雷(ちなみに弓)』入手により仲間となる。肩書きは「究極不変悪滅善護」。
2021年8月16日には水着verが実装。『究極不変のダイアグラム』入手により仲間に。肩書きは「聖涼風雅踊王」。此方では光属性になる。
実装当日はTwitterトレンドに「シヴァ様」がランクインしたり、水着ジャンヌ以来二度目のアクセス障害を引き起こすなど、空前のブームを巻き起こす。
その後も召喚石に関しては人気投票上位に君臨を続けており、第27回においては2位のグリームニル(9.7%)にダブルスコアの差を付けており、全体の2割以上(21.2%)の支持を得た。
(最近はルシフェル及びバハムート5凸実装等もあって、昔ほどの支持率は高くはないのだが……と思ったら、2020年9月にはベリアルに首位を譲る結果に)
召喚石として、ここまでの大きな支持を得る理由は後述する。
プロフィール
レアリティ | SSR/SSR(水着) |
---|---|
属性 | 火/光(水着) |
タイプ/武器 | 攻撃/槍・杖 |
種族 | 星晶獣 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
趣味 | ナーガラージャとの戯れ |
好き | 蛇、踊り、人の祈り |
苦手 | なし |
CV | 速水奨 |
人物
召喚石では、クルーガー島の寺院で火の天司ミカエルの加護を受けた主人公に興味を抱き、自らの力を授けると申し出るが、それに相応しいかどうかを試すために戦いを挑む。
プレイアブルでは、主人公が疫病が蔓延するとある村の少年の夢を見た事がきっかけで知り合う。
少年や村人達を助けたいという主人公に対し、シヴァは既に手遅れであり、これ以上の拡散を防ぐには全てを焼き払い浄化する他ないと冷たく言い放つ。それでも主人公が瀕死の少年の姿に幼かったかつての自分の姿を重ね、奇跡を願っていると、それに応えるかのようにシヴァの第三の目が開き、村人達は病から救われたのだった。
その後主人公には木彫りの像を手渡し、何かあればその像に祈ることで顕現し、力を貸すと約束する。
ちなみに彼のフェイトエピソードにミカエル自身は登場しない。
「救い」を司り「火」をあやつる破壊神の名の通り、その力をもってあらゆるものを無に返す。
星晶獣の中では珍しく「信仰心」を力の糧としており、強く願えば願うほどその力は増していく。
また、使徒メンバーの中では珍しく最初から人の世界に関心を持っており、特に『人が使う言葉』について深い興味を示している。作中でもビィが使っていた「ヤバい」という言葉に反応しており、ビィに使い方を教えるよう尋ねている。
もし彼らと出会っていたらとんでもない事になってたに違いない・・・・・。もしくはこちらとか。
その後、2021年には予想外ともいえるお正月ログインボーナスでシャルロッテとともに登場。そこで彼女が食べていたお子様ランチに興味を持っていた。
2022年にはホワイトデーイベントにおいて、新規1枚絵が追加されている。
2022年11月にはPrayersにて、グリームニルから例の言葉を教わるという展開になった。
2024年のお正月ログインボーナスでは、リリィとともに登場し、リリィのあのセリフを披露することになった。それ以外では軍神から挨拶を教わっていることに対し、リリィから誰の事か尋ねられた際にグリームニルと答えたのだが…。
性能
※リミテッド版は2024年8月27日にバランス調整が行われましたが、調整前記述を含みます。
- リミテッドSSR(最終上限解放前)
奥義1 | 第三の目、開眼 | 火属性ダメージ(特大)/自分の攻撃UP(1回)◆第三の目が開眼し次の奥義性能大幅UP |
---|---|---|
奥義2 | マハーカーラ(「第三の目」開眼時) | 火属性ダメージ(特大)◆第三の目が閉じる |
1アビ | トリシューラ | 敵に8倍火属性ダメージ/敵に火傷Lv1を付与(最大10)/悪滅の炎効果※1 |
2アビ | ブラフマン・ルドラ | 味方全体の攻撃UP(15%)/ダメージ上限UP(10%)/被ダメージを軽減(20%)/再生効果 |
3アビ | ターンダヴァ | 自分にカウンター効果(回避・被ダメージ/2回)/ヴァープティ効果※2 |
サポート1 | 破滅の舞踏 | 奥義ゲージが溜まりにくいが通常攻撃の与ダメージが高い/奥義発動時に破導Lvが1上昇(最大5)◆破導Lvに応じて攻撃UP/トリプルアタック確率UP |
サポート2 | 崇拝の尊神 | 味方全体の強化効果「火属性攻撃UP」の効果UP |
LBアビリティ | 風属性ダメージを軽減 |
※1:悪滅の炎…毎ターンHP減少/攻防DOWN
※2:ヴァープティ…効果中必ずトリプルアタック/風属性ダメージ軽減(20%)/クリティカル確率UP(倍率1.2)(消去不可)
召喚石よりも後に登場、登場時にフィーバーとなったのは上述通り。役割としては、アタッカー、敵弱体化、味方支援を担当……って、役割がこの人に似ているのは気のせいでしょうか。ただし、アテナは守備のサポートに対してシヴァは攻撃のサポートなので役割は分かれる。お互いに星晶獣に加えて火属性が共通なのでサテュロスと組ませるのもアリだろう。
奥義ゲージの上昇が他のメンバーよりは低いものの、常時通常のダメージが1.15倍と言う補正が付いている。奥義の攻撃力大幅上昇、第三の眼中の強力な奥義、高い倍率のダメージアビリティと別の意味でも何でもこなせる万能キャラ。
近年はパワーインフレもあってか、必須級のようなレベルで運用するのは難しくなっている。
最終上限解放の当日に3アビで調整が入り、今までの効果の一部がヴァープティに統合されて消去不可へ変更された。効果時間や効果量に変更はない。
- リミテッドSSR(最終上限解放後)
奥義1 | 悪滅の雷霆 | 火属性ダメージ(特大)/自分の攻撃UP(1回)/アビリティ再使用間隔を1ターン短縮◆第三の目が開眼し次の奥義性能大幅UP |
---|---|---|
奥義2 | パーシュパターストラ(「第三の目」開眼時) | 火属性ダメージ(特大)/破導Lvが2上昇/自分のアビリティ再使用間隔を1T短縮◆第三の目が閉じる |
1アビ | トリシューラ+ | 敵に8倍火属性ダメージ/悪滅の炎効果/敵に火傷Lv1を付与(最大10)/チャンドラ中にダメージ回数アップ |
2アビ | ブラフマン・ルドラ+ | 味方全体の攻撃UP(15%)/ダメージ上限UP(10%)/被ダメージを軽減(20%)/再生効果 |
3アビ | ターンダヴァ+ | 自分にカウンター効果(回避・被ダメージ/2回)/ヴァープティ効果/破導Lvに関わらず対象を全体化※模倣不可 |
4アビ | チャンドラセラカ | 敵全体に10回火属性ダメージ/味方全体のHPと弱体効果を全回復◆破導Lvが10の時のみ使用可能(再使用不可)/チャンドラ効果追加(永続) |
サポート1 | 破滅の舞踏+ | 奥義ゲージが溜まりにくいが通常攻撃の与ダメージが高い/奥義発動時に破導Lvが1上昇、TA時に破導Lvが1上将(最大10)◆破導Lvに応じて攻撃UP/トリプルアタック確率UP/防御UP/奥義ゲージ上昇量UP/ |
サポート2 | 崇拝の尊神+ | 味方全体の強化効果「火属性攻撃UP」の効果UP/火属性攻撃UP効果中の味方のダメージ上限UP |
LBアビリティ | 風属性ダメージを軽減 |
最終上限解放で奥義性能が強化、新規4アビ、サポアビ強化などが施された。中でも4アビのチャンドラセラカは破導Lvが10までたまらなければ使えないが、HP全回復+弱体化全回復の回復アビリティを得ている。ただし、このアビが使えるのは一度だけで再使用はできない事に注意されたし。
2024年8月27日にはバランス調整を実施。ダメアビに回復不能の火傷のデバフが追加、3アビの効果全体化が最終上限解放後のレベル95までレベルアップすることで制限が撤廃されることに。4アビも永続のチャンドラ効果が付与されることで、アビが強化されるなどの底上げが実施された。
その一方で、3アビの模倣が不可能に変更される、という新たなデメリットも追加されている。
- 水着SSR
奥義 | ガンガーダーラ | 光属性ダメージ(極大)/自分の攻撃大幅UP(1回) |
---|---|---|
1アビ | シャタルドリヤ | ターゲットに関わらず20回光属性ダメージ/敵全体の強化効果を1つ無効化/サポートアビリティ「天照す旭光」による効果がUP |
2アビ | シャンカラ | 味方全体の弱体効果無効(1回)/サポートアビリティ「再生の浄火」による効果がUP |
3アビ | マハーデーヴァ | 自分が即座に奥義発動可能◆経過ターンが10ターン目以降の時、奥義再発動(1回)効果追加 |
サポート1 | 天照す旭光 | 光属性キャラが闇属性の敵に対して与ダメージUP |
サポート2 | 再生の浄火 | ターン終了時に味方全体のHPを回復 |
サポート3 | 浄滅の輝き | 通常攻撃で奥義ゲージが上昇しないが通常攻撃の与ダメージUP/必ずトリプルアタック/強化効果が無効化されない |
LBアビリティ | 奥義発動時に自分の攻撃UP(累積/最大30%)※通常攻刃枠加算 |
奥義の威力が極大、1アビで光属性ダメージ(倍率は1.0だが)20回与える+ディスペル効果、3アビのウェポンバーストという具合に奥義周回やVer2バトルにも適応できるような性能を持つ。
その一方で、常時トリプルアタック+強化効果が無効化されない+通常攻撃の与ダメージアップといったサポアビの代償として通常攻撃では奥義ゲージが上昇しないというデメリットを持つ。奥義の火力が極大に加え、奥義使用時に自分の攻撃力が大幅上昇するのでそこでバランスを取っている具合だろう。
(更に言えば、3アビには10ターン以降に使用した場合は奥義再発動(1回)も付加される)
2アビはマウント効果(敵の弱体効果無効)+HP回復とさりげなく同属性のスクールアイドルと相性がよさそうな効果を持つので、リミテッド版と同様に担当する役割は違うが万能キャラと言ってもいいだろう。コラボ組のボーボボやニュージェネレーションズとも組ませて良いかもしれない。
- 召喚石
加護効果は火属性の攻撃力120%(最終上限で140%)とこちらも能力としては高いのだが、それ以上にシヴァが重宝されている理由は『破壊の導』という1ターン限定で攻撃力大幅上昇効果(約2倍)を得る特殊効果だろう。召喚時の攻撃力自体もそこそこあるのだが、そちらよりも注目されているのが、こちらなので。
使用出来るのが1回(再召喚不可)限定だが、サポート召喚石でシヴァがいれば自前を含めて合計2回は使えるだろう。火属性パーティーでは文句なしの主力、他属性でも『破壊の導』だけの為に入れるという選択肢も出てくるかもしれない。やろうと思えば、サブ枠を含めて全てシヴァにする事も不可能ではないと思うが、現実的とは言えない。
コンボとして分かりやすいのは十天衆のエッセル最終上限と組み合わせたエッセル砲、クリュサオルやザ・サン辺りの組み合わせになる。2020年には火属性になったミムルメモルの水着Verとアラナンの組み合わせも脅威に。
これを踏まえると、人気投票上位が揺るがない理由もわかっていただけるだろうか。
サブチケ交換不能等の入手条件がガチャ召喚石では非常に厳しい部類だが、運よく引ければ大当たりと言う位には強力なクラス。
唯一の難点があるとすれば、破壊の導は一度しか効果がない。フルチェイン奥義で大ダメージを与えたい場合は最後にシヴァを召喚するようにしよう。
(それに加えて、クリュサオルの奥義×2なども2回目の方は火力が下がる)
2023年8月22日にはアップデートで4凸が実装。必要素材は特にレア度合いが高い物は要求されないので、必要なものがあれば4凸を行うのがよいだろう。
4凸後では、再召喚不可はそのまま維持されるものの、メイン加護は火属性の攻撃力160%アップに強化、召喚時の火力も上昇、更にはトリプルアタックの確率もアップする。4凸が可能であれば4凸を行い、フレンド用のフリー枠に置くのも手だろうか?
余談
キャラクターの方も、召喚石と同様に引ければ大当たりと分かりやすく、人によってはこちらクラスのバランスブレイカーとも言えるかもしれない。ただし、キャラクターの方はリミテッド扱いなので入手期間は限られる事を留意されたし。
(水着Verも期間限定という意味ではリミテッドと同じだが、リミテッド以上に入手可能期間が限られる)
それに加え、近年は火属性のパワーインフレが激しい事もあり、リミテッド版もバランスブレイカーとは呼ばれない傾向がある。
2022年のクリスマスイブのグラブル生放送において、火属性版の最終上限解放がアナウンスされた。火古戦場開催直前辺りの実装と思われる。
そして、2023年1月6日に最終上限解放が実装。フェイトエピソードでは、星晶獣となったパラシュラーマと遭遇、団長と共に浄化した。
Shadowverse
第14弾カードパック『森羅咆哮』にて登場した。
カード名 | シヴァ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:6 |
能力 | 守護 |
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、6、9、12ターン目なら、自分のリーダーを2回復。7、10、13ターン目なら、自分のフォロワーすべてを+1/+0する。8、11、14ターン目なら、相手のリーダーに4ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 | |
進化後 | 攻撃力:7 体力:8 |
能力 | 守護 |
CV | 速水奨 |
収録セット | 森羅咆哮 |
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
高めのステータスと特徴的なファンファーレ能力を持つレジェンドフォロワー。
リーダー付与効果によって、6ターンから14ターンの間のターン終了時に、リーダー回復・バフ・リーダーダメージが計3回ずつ発動する。
関連イラスト
- 通常
- 水着
関連タグ
ブローディア エウロペ グリームニル:マグナⅡボスかつ使徒メンバーたち
ヘレル・ベン・シャレム:SSRでリミテッド及び水着を所持している繋がり。しかも、水着実装は同タイミングである。(水着+リミテッドはブローディア、エウロペも同じだが……)
パラシュラーマ(グラブル)(CV:阿座上洋平):火属性シヴァの最終上限フェイトエピソードで登場。彼もまた、過去にシヴァと関係のあった人物でもあった。その後、レスキュー・アナザーワールドで、まさかの登場。そこで、ブローディアとも初遭遇することに。