「竜に守られ、さぞ心強きことだろう。感謝せよ」
CV:ピーター
概要
かつてゼロと行動していた白のドラゴン。竜種らしく誇り高い性格をしているが『人間に興味を持っている』、『料理の味にこだわる』という珍しい面があり、「人も竜も独りでは生きられない」と語り、他者との関わりを望んでいた。
仰々しい言葉を使い尊大な態度を取るが、それは全て自分の威厳を保とうと意識的に行っているものである。竜種としては比較的若い個体のようで、知性もそこまで高いわけではない。
(例:灰燼【かいじん】を【はいじん】と言うなど)
自身を「最強の竜」と謳っているがそれはあくまで“自称”らしい。
本編から一年前にゼロとともに教会都市に強襲しワン達五人姉妹を抹殺しようとしたが、ガブリエルにより左腕が欠損したゼロを身を挺してガブリエルの攻撃から守ったが、自身も瀕死に陥るほどの重傷を負ってしまい、『最後の願い』でミハイルに転生する。
ゼロとの出会い
ゼロが如何にしてミカエルと出会ったのかはDLCにて明らかとなった。
その昔、多くの国々に追われながらも「花」によって生み出された自分のコピーである妹達を探していたゼロは自分も含めた「全てのウタウタイを殺す」という願いを叶えることが可能な竜種も探していた。ウタウタイは焼かれようが切られようが死ぬことはない不死身に近い存在だが、竜種だけがウタウタイを倒せる唯一の種族だったからである。
そして見つけたのがミカエルだった。しかし最初はそりが合わず、むしろミカエルの方は気に食わないという理由でゼロを追い回していたが、彼女の中にある「花」の存在を感じ取り、興味が沸いたことで話を持ちかける。そしてゼロの「花」の呪いに耐えうる力がどれほどかを確かめるため各地に連れ回しては試練を与え、最終的には自分から戦いを挑んだ。ゼロが勝利したことで彼女の「友」として、彼女の願いを叶えるため傍にいることになる。
余談
またゼロから頼まれた願いについてミカエルなりに悩んでいたようであり、それには彼が長く生き続いたことで味わっていた「喪失」が関係している模様。