概要
どう見たって虎だが「にゃーん」と鳴いて喉をゴロゴロ鳴らしラナに食べ物をねだった。その様にユーフランは「虎とは!?」と自問自答して悩み、思考のゲシュタルト崩壊を起こしかけた。なお「ミケ」などと名付けたのはラナ。
実は7匹の子供を持つ母虎。通常であれば虎が一度に生めるのは4匹が限界なので、ユーフランはその事をいぶかしんだ。その後、実は密猟者に親を殺された子虎たちを一緒に養っていた事が判明する。そしてユーフランたちの前に姿を現したのは、食料の確保もさることながら万が一にも(密漁などで)自分に何かがあった時に、子どもたちを託せる相手を欲していたためだった。これらの事からも解るように、普通の虎ではなく、非常に頭の良い虎。ユーフランは、ただの虎ではなく竜の血筋を持つ「竜虎」ではないかと推察した。
その他
もともとは書籍版(1巻)限定ストーリーに登場したキャラクターだが、のちにアップされた番外編で子どもたちが再登場した。(そのためネットでの話だけを追って読んでいると、この「ミケの子どもたち」の話が出た時に突然感を感じて面食らう事になる)