曖昧さ回避
- スーパーペーパーマリオのキャラクター。コダーイ村の村長。
- 爆ボンバーマン2のキャラクター。本稿で解説
概要
宇宙を創造した存在である聖邪の天使が分裂した際の片割れとなった正義を司る女神。もう片方は魔神サートゥス。
魔神が宇宙を暗黒で染めようとするのに対抗するため、セブンエレメンタルナイツを従えて立ち向かった。その結果、魔神は封印され、宇宙はひとときの平和を取り戻したのだった。
しかし、ある時その封印は解かれる事となる。ある二人組の宇宙海賊が宝探しの為に惑星カオスを訪れた時、そこに安置されていた『聖邪のエレメンタル』に一人が触れた事で、封印されていた魔神サートゥスが目覚め、エレメンタルに触れた者の体を乗っ取ってしまう。それが後にB.H.B団を結成する《暗黒の救世主》ルキフェルスである。女神ミハールはこの事態を察知して、もう一人の宇宙海賊であるリリーの意識深くに憑依し、再び魔神を封印すべく行動を開始した。
魔神の封印にはルキフェルスの部下となってしまった時空の七騎士が守護する七つのエレメンタルが必要であり、リリーがエレメンタルを集めようとしていたのはそうした女神の意志があったからである。ルキフェルスもまた、魔神を封印できるミハールがリリーに取り付いている事を感づき、時空の七騎士を倒して行くボンバーマンよりもリリーの動きに警戒する様子を見せていた。
最初こそミハールはリリーに対し、アドバイスしたり敵の攻撃から護るなどして導いていたものの、エレメンタルを揃えていくボンバーマンからエレメンタルを奪い、現在の宇宙もろとも魔神を封印しようとする自らの正義にリリーが反発した事で、彼女は抵抗するリリーの意思を奪い、精神を眠らせて肉体を完全に乗っ取る強硬な手段に訴え出る。
ゲームの進め方によってはこの状態のリリーと戦闘することになる(メイン画像)。またその際も、決着の形によってエンディングルートが変わる。
正義を司る女神だが、元々が宇宙の創造と破壊を担う聖邪の天使の分け身ゆえか、現宇宙への執着はなく、魔神の封印の為なら現宇宙が滅んでしまってもやむを得ないという考え方を持つ。リリーの体を乗っ取ってボンバーマンと対峙した際には「宇宙はまた作り直せばいい」と発言し、ボンバーマンとポミュに完全に敵対される。しかし、己の正義を疑わないミハールはボンバーマンを悪と見なし、戦いを仕掛ける。
ボンバーマンと魔神サートゥスの戦いの場にも現れるが、前述のボンバーマンとの戦闘の決着次第で、魔神を封印するか、それ以外の手段を取るかが変わる。
戦闘
技
- フレアストライク:発射直前まで緻密に狙いを定め、ナイフを1本投げつける。ダメージは大きいが、ボムで相殺可能で、狙いを定め過ぎるがゆえ逆に避けやすい。
- ポイゾンキス:ナイフを3本同時に投げてくる。こちらはダメージこそ小さいが、狙いの定め方がわかりにくいうえ、ボムを貫通して飛んで来るうえ、気絶の追加効果がある。連発されてハメ殺される・後述のトゥルージャスティスに繋げられるなどの被害が頻発し、この素早いデスコンボが彼女を強敵たらしめている。
- トゥルージャスティス:突進。ダメージが大きく、予備動作がなく、スピードも早く、直前の攻撃から流れるように繋げてくることが多い。目標点にボムをおいて逃げ、確実に反撃したい。
- ジェノサイドガッディス(即死):突進型の即死技。ただしこの技には、ある重要な秘密がある。