概要
創設は1889年に遡り、二度の世界大戦中も絶え間なく続けられた。かつては芝3000mで行われていたが、幾度かの距離変更を経て1974年から2019年は芝2400m、2020年からは芝2000mで行われている。格付けは1973年のグループ制導入から2015年まではGⅠに位置づけられていた。
2016年からはGⅡに格下げされ、同時に出走条件が4歳以上に変更された。
開催時期が早い事もあり、2015年まで斤量は古馬が60.5kg、3歳馬が53.5kgと3歳馬有利に設定されていたが、日本の宝塚記念と同じく3歳馬が挑戦してくることは少なかった。
ダービーイタリアーノと同じく20世紀初頭にはフェデリコ・テシオの生産馬が大活躍し、計22勝した。
1986年には日本馬のシリウスシンボリが出走したが、Tommy Wayの5着に敗れた。
日本調教馬の戦績
1986年(98回)シリウスシンボリ 5着