概要
悪の科学者カラット・ダイヤモンドとDr.ムックが製造した機械のボンバーマン。ボンバーマンの高い戦闘力に着目してこれを模倣した存在と思われる。
黒ボンの居城だったブラックボンバーマン城を強襲して強奪した実行犯。
相対するのは、彼らが世界征服のため開催している「ロボットトーナメント」に殴り込みをかけたとき。配下のメカボンバーマンを次々打ち破る白ボン・黒ボンだったが、それまで満席だった観客を不思議な力で消し去ると、カラット・ダイヤモンドとDr.ムック自ら姿を見せて投入した。
これにより、つい先ほどまでは実態こそ隠されつつ一応の興業だったロボットトーナメント決勝「だった」戦いは、突然ボンバーマン暗殺の舞台へと変貌したのである。
能力としては基本的なアイテムやボムキックといった装備を一揃えしている強敵で、これまでのメカボンバーにみられた「無策で近づいて爆弾を設置するだけの低レベルなロボット」とは一線を画す、間合いを取って戦おうとする相手。
総合力がないとスムーズに倒すのは困難だし、なによりこの闘いでは初戦からタイマーが減りっぱなしなので、一番怖いのはタイムアップ。
ある意味本作最大の理不尽な難所。
撃破するとその後は一切の出番がなく、のちにカラット・ダイヤモンドとDr.ムックは敗れ去った時に一応の謝罪をして落ちぶれていく末路を辿ったので、再び出番が来ることはなかった。