メトロシティとは、大都市を意味する英語「METRO CITY」のカタカナ表記。
実在のファッションブランドやさまざまな作品の架空都市の名前に使われている。
カプコン作品のメトロシティ
ちょうはんざいとし メトロシティ
ここには へいわも ちつじょもない。
あるのは ぼうりょくと 死 だけだ。
『ファイナルファイト』の舞台となっているアメリカの都市で、後に『ストリートファイター』シリーズ本編にも登場している。
『ファイナルファイト』時代では犯罪組織マッドギアがはびこっており、超犯罪都市とまで呼ばれていたが、ハガー市長による活躍と弾圧でマッドギアは壊滅。
更生(?)したコーディーは『ストリートファイターV』の時代で新市長になり、以降の治安は良くなったと言われている。
『ストリートファイター6』のワールドツアーモードはアクションゲームのような広いマップとなっており、歴代タイトルで見たことのある建物やイラスト広告が沢山ある。
今作ではマスターズ財団のビルや、エドモンド本田がプロデュースした相撲茶屋、ルークが所属するバックラー社の建物などが存在し、ストリートファイターシリーズに合わせたアレンジがなされている。
治安は確かに良くなったが、システムの都合もあって…
- 殆どの通行人、一般市民やお巡りさんまでもストリートファイトを流儀として容認しており、正々堂々と申し込みまたはマスターアクションによる不意打ちもお咎め無し。街中でもいたるところに駆け出しの格闘家やギャングが居る。
- 好戦的な敵NPC(赤文字)としてマッドギア残党含めたギャングの他、サラリーマンや腕の立つビル作業員たちも普通にプレイヤーに襲うことがある。
- たまにはダルシムやケンといったネームキャラスタイル持つのギャングもいる。
- 本田アーケードの通り、ちゃんこ配達員の力士はスーパー頭突きで空に飛行する。
- 地下鉄は時間内で生き延びるサバイバルモード兼レベル稼ぎ設施。
- ミサイルや熱線を使うドローンと掃除機、ハイパーアーマー持つの冷蔵庫やサーバーラックも凶悪な無人兵器に。
いろいろとカオスすぎる街となってしまっている。
特に地下鉄は今でもギャングがはびこっており、地下鉄が運行しているにもかかわらず、危険だからという理由でファイトの腕前が認められた人(ギャングに襲われても自力でなんとかできる人)にしかパスを発行してもらえない。
かわりにバス停を増やしてバスの運行で移動を賄う方針を取っているらしく、プレイヤーはこのバス停をファストトラベルのポイントとして使うことができる。
冷蔵庫はある意味でボーナスくんのパ…オマージュ返しだが(強者扱いの冷蔵庫はハチマキ付きに見える)、他の無人機の製造会社はシャドルー関連なので単純のネタ要素ではない。
だがメトロシティはあくまで前半の舞台であり、強者サブミッションを除く、NPCのレベルはナイシャールに及ばない。
ラシード実装アップデート以後、スタジアムには闘技場クエストと常設トーナメントが実装され、クリア後の状態にて挑戦可能になる。