CV:石塚さより
概要
平和維持軍副指令アイザックの副官にして平和維持軍実行部所属で、ゼオンシルト直属の上官である女性。年齢は22歳。
スクリーパーの襲撃を受けて重症を負ったゼオンシルトが目を覚ました際に現れ、彼を平和維持軍に誘った張本人で、あまり感情を表に出さないクールな性格の持ち主だが、時折悲しげな表情を見せる事もあり、自身の上司であるアイザックに対しては何かしらの複雑な思いを抱いている。とあることを切っ掛けに御伽話に興味を持ち、伝承などに詳しい一面を持つ。
ちなみに彼女が来ている衣服は、頭の羽根飾り以外維持軍僧兵の制服に準じた者である。
その正体は龍玉の守護者の隠れ里の族長の孫娘であり、アイザックの長女その人。
族長家の跡取りでありながら、父親の犯した行いの為に“裏切り者の娘”として祖父以外の村人たちから村八分な扱いを受け続けたという過去を持ち、それ故に父親を恨んでいた。
そのような経緯から龍玉奪還の任務に自ら志願すると、工作員として平和維持軍に入隊するが、活動している内にやがて平和維持軍の理想に共感する様になり、ゼオンシルトたちへの友情と任務の狭間で苦しむ事となった。
その後、龍玉を持ち出して同志たちに同流するが、最終的にはゼオンシルトたちの味方としての道を取り、本当の意味で裏切り者となってしまうも、それ以降は本心から彼らの仲間となり力を貸す事となる。
なお、“裏切り者の娘”として村八分にされた過去からなのか、ドラマCDでは野盗を捕える任務にクライアスとアイザックと共に任務にあたった際に野盗の子供が“罪人の息子”という理由だけでグランゲイル軍に囚われそうになった際には激昂していた。