モエギ(三つ目がとおる)
もえぎ
『三つ目がとおる』のテレビアニメ版に登場するアニメオリジナルキャラ。
CV:天野由梨
写楽保介と同じく、三つ目族の生き残りである少女。
一人称は「オラ」で東北弁のような喋り方をする。
写楽が絆創膏で三つ目を隠しているようにモエギもハチマキで三つ目を隠している。
原作キャラクターの吾平の要素を備えたキャラクターで外見は同原作者の『ふしぎなメルモ』に登場する渡メルモに酷似。
それゆえか初登場時のサブタイトルは「不思議少女モエギ」とされた。
ボルボック編でもある第36話で初登場。
七本の柱の村にいつの間にか住んでおり、誰の世話にもならず、同じ年頃の子供たちと遊ぶわけでもなく、泥ナマズにしか心を開いていないことからナマズっ子と呼ばれている。
何度か登場している遺跡泥棒の草井に拾われるが出土品集めのためにこき使われており、草井は最終的には泥ナマズの正体であるボルボックの手にかかって死亡した。
写楽一行に心を開き始め、自然と仲良くしなければボルボックは人間を滅ぼすだけだと忠告するが写楽たちがボルボックを倒したショックからボルボックの種を手に行方をくらます。
原作での吾平はボルボック編のみの登場だったがモエギは後に再登場を果たすのだが…
デビルコンツェルンの一員として再登場。
あてのない旅に出たモエギはデビルコンツェルンに拾われ、デビルコンツェルンの設備と自身の三つ目族としての天才的頭脳でボルボックを復活させるための研究生活を送るようになる。
メキシコのピラミッドに隠されていた三つ目族の遺産の1つである生体強化細胞でボルボックをスーパーボルボックとして強化復活させることに成功。
スーパーボルボックと共にデビルコンツェルンを滅ぼしたことを皮切りに自然を壊し続ける人類全てを滅ぼそうとするが最後の力を振り絞ったケツアルに額を撃たれたことが致命傷となって死亡。
その亡骸はスーパーボルボックと一体化した。
人類に愛想を尽かしながらも和登千代子の説得に動揺したことから、完全に愛想を尽かしたわけではなかった様子。