聖座審判官、モガドール級駆逐艦ネームシップ――モガドールが挨拶するよぉ。
ぐへへへ、しきかーぁん...好きなだけわたしをこき使ってぇ...
プロフィール
レアリティ | UR |
---|---|
所属 | レッドアクシズ・ヴィシア聖座 |
艦種 | 駆逐艦※1 |
艦級 | モガドール級1番艦 |
イラストレーター | ミモザ※2 |
CV | 日野まり |
入手手段 | イベント「赫輝のマルティリウム」任務イベント(2024/05/21~06/13) |
自己紹介 | ヴィシア所属、モガドール級のいっちばん艦のモガドールだよぉ......ぐへ、指揮官の目線を浴びて自己紹介するのって、すべてをさらけ出してるみたい......あへへへ......やめられないよねぇ...... |
公式紹介文 | ヴィシア所属の駆逐艦で審判廷のエージェント。布地との相性が悪くて匂いフェチ、いじめてほしいと隙あらば指揮官に■■■仕掛けるヘンt……もといぶっ飛んだ少女。仕事には忠実だが信仰心は多分ない。 |
※1:史実での分類は「大型駆逐艦」
※2:イラストはミモザ氏だがデザインは別の方とのこと
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
2024年5月17日の大陸版生放送にて、7周年の目玉として実装が告知。日本版では5月21日からのイベント「赫輝のマルティリウム」にて、任務イベント報酬で実装された。
入手はラフィーIIと同様の「URチケット」との交換。URチケットはイベントポイントとの交換や任務で集められる。
ヴィシア陣営では初となるUR艦となる。
キャラクター像
容姿
紫色のロングヘアで、前髪は透ける程度のメカクレぱっつん(伊56が近いがあちらよりも長い)。
ただ服装が大問題で、胸元のベルトと袖はいいのだが胴体部分が黒いマントだけ。紹介文を真に受けるなら上下とも下着を身につけていない。
本人曰くこれすらも着たくないが、審判廷からのお叱りで仕方なく...ということだそうだ。
艤装は身の丈を大きく超えると思われる鎖斧と、見切れている左右独立型の主砲・魚雷。
性格
既にお察しの方もいるだろうが大正解、とうとう来てしまったアイリス・ヴィシア陣営のやべーやつ。
そのパーソナリティはいそうでいなかったド直球の変態。指揮官の匂いに強く執着しており、実装前の公式紹介の時点で出ているセリフだけでも
- 「すーはー♥すーはー♥どうしよう…指揮官のにおい、ここに残したいかもぉ…♥…」
- 「すーはーすーはー♥今日の指揮官も匂いすごい……美味しそう……あは♥……」
なんて調子である。CVを担当した日野女史すら「大変スケb…いや変t…うーんエッ…………セクシーな女の子です」と盛大に言葉を濁すレベル。
一応事務はきちんとこなすし戦闘時は真面目なのだが、いかんせん普段の口調がはっちゃけすぎていて余裕で霞む。
着せ替え
- 悶々ロッカーシークレット(Live2D対応)
しきかーあん♥ 普段のモガドールと比べてえ…触り心地がいいのはどっちい♥
シンプルな黒ビキニ。イラスト背景からロッカールームで着替えた後と思われる。
...が、通常衣装ではギリギリ抑えられていた何かが壊れてしまったのか一部差分では完全に表情がヤバいことになってしまっており、さらに大方の予想通り特定の操作をするとモガドールが襲いに来て画面がブラックアウトする。
発表時のツイートにはもはや恒例の「お前のような駆逐艦がいるか」「よくアプリストアの審査に通ったな」などと感嘆する声のほか、「これでも通常衣装より布地が多いからまだマシ」などと胡乱なコメントすら飛ぶ事態となった。
...なお、狙いすましたかのように実装時に母港UIに改修が入り、秘書艦を中央に大きく表示できるようになったことを記しておく。
性能
痛いの痛いの……百倍にして返す!
スロット配分は駆逐主砲2/魚雷1/対空砲1。
島風・夕立改・ラフィーIIに続く4人目のUR駆逐艦。雷撃の島風・夕立、対空と耐久のラフィーIIと来て、モガドールは主砲砲座2を生かした砲撃戦特化艦である。
砲座2の駆逐艦自体は北風やアッティリオ・レゴロなどこれまでにもいたが、URだけあってモガドールは一歩抜きんでた火力値を持つ。その他のステータスは前級のル・ファンタスク級の面々に似て、耐久は並み・回避やや高め。
またスキル効果によって主砲攻撃の回数自体を増やすことができ、追撃まで備えるため手数の多さはピカイチ。
一方その挙動によりダメージがかさみやすいため、耐久面のフォローは手厚くすることを推奨したい。
スキル
- 悪罪滅殺の斧(攻撃)
12秒毎にランダムな敵1体に斬撃Lv.1-10を行い、その敵を倒せなかった場合更に刺突Lv.1-10を1回行う(威力はスキルレベルによる)。この特殊攻撃は人型の敵を優先して選択する。 | |
このスキルの斬撃攻撃は命中した敵を12秒間【切創】状態にする。【切創】状態の敵は受ける潜水魚雷・水上魚雷・航空魚雷のダメージが1.5%(MAX6.0%)アップ。 | |
このスキルの刺突攻撃を発動した時、2.5秒間【断罪の斧】状態になる。さらにモガドールが炎上状態ではない場合、刺突攻撃が必ずクリティカルになる。【断罪の斧】状態では下記の効果を得る; | |
A | 自身が受ける衝突ダメージが80%軽減される |
B | 自身が1回に受けるダメージは耐久上限の5%を超えることはなく、状態維持中に自身が累計で耐久上限の5%分のダメージを受けた場合、状態解除までの間、敵弾をすり抜けさせ、衝突ダメージを受けなくなる |
すさまじく長いテキストだが要約すると
- 12秒ごとに人型優先でダメージバフ効果付きの斬撃を放つ。
- 斬撃でターゲットを仕留めきれなかった場合はターゲットにした敵の目の前に一人だけワープして刺突による追撃を行う。
- 追撃に入った際に累積被ダメージが最大値の5%を超える場合はラフィーIIの「ウサウサラストスタンド」に近いダメージ踏み倒し+完全無敵が発動する。
以上3つの複合スキル。
また記載がないがおいしい点として、追撃が発動した際に刺突がヒットするまでターゲットを完全停止させる副次効果がある。流星拳や一斉砲撃などと組み合わせるのも面白いだろう。
- 急速!加速!超高速!(防御)
1 | 自身がアイリス所属の兵装を装備している場合、自身の火力が基礎回避(基本ステータス+装備)の5.0%(MAX15.0%)分加算される。 |
---|---|
2 | 戦闘中、自身の回避率が1.5%(MAX6.0%)アップする。 |
3 | 自身がダメージを受けた場合、そのダメージを与えた敵の速力が自身の速力以下の場合、受けたダメージの20%分ダメージを無効にできるシールドを1枚生成する。この効果で生成されたシールドは同時に1枚しか存在できず、破壊された場合、50.0%(MAX100.0%)で砲撃を追加で1回行い、自身の耐久が10回復する。(この効果は3秒間に1度しか発動できない) |
(1)はイングラハムの「バトルメカニック」の砲撃版。さすがにあちらほどぶっ飛んだ数値は出ないが、スキルを加味した際の実火力値は軽巡洋艦にも迫る。
(2)は回避値ステータスではなく最終回避率にかかる補正。
(3)はごく一部の駆逐艦を除いてほぼすべての相手が対象となるダメージ軽減+反撃弾幕スキル。主砲攻撃が発動した場合「加速連射」のスキル表示が出る。
- ニオイに溺れて♥(支援)
1 | 戦闘開始時、自身の命中が1.0%(MAX10.0%)アップ。 |
---|---|
2 | 戦闘中12秒毎に、敵潜水艦を8秒間発見済みにするソナースキャンを行い、自身の炎上持続時間を3秒(MAX6秒)短縮させる。 |
3 | 自身が炎上状態でない限り、自身の主砲攻撃が【切創】・炎上・浸水状態の敵に命中した場合、50.0%(MAX100.0%)で砲撃を追加で1回行う。(この効果は2秒間に1度しか発動できない) |
(2)はクーパーの「サイクロンブラックキャット」に近い対潜バフ。モガドールの対潜火力は並程度なのでお守り程度に。
本命は(3)の追撃。スキル発動時に「弱点連射」の表示が出る。スキルで炎上を付与できるリシュリューやアルジェリーと組ませるとよい。
...問題は明らかにヤバいスキル名とスキルアイコンだが。
- 特殊弾幕-モガドール
自身が主砲攻撃を24回(IIで16回)行う度に、特殊弾幕-モガドールI(II)を展開する |
モガドールはスキルで主砲攻撃を加速できるため、攻撃速度を重視せずとも回転率はそれなりにある。基本的には同時実装の「138.6mm連装砲Mle1934」を選択すればよいだろう。
考察
- スキル条件に炎上していないことが指定されているため「消火装置」は必須。
- 立ち位置は他の前衛への不要な接触ダメージを避けるため、先頭以外が良い。
- 同時実装のアルザスとはデザイナーズコンボとなっている。アルザスが弾幕で炎上を付与してモガドールにダメージバフを与え、また耐久面に不安があるモガドールを回復できる。一方モガドールが主砲攻撃を加えることでアルザスのデバフを強化できる。
スキルの注意点
ここでは「悪罪滅殺の斧」の挙動について注意すべき点をまとめる。
- 立ち位置でワープの挙動が変わる。モガドールが先頭以外だと先行したモガドールが他の前衛に戻るが、先頭だとワープ後に他の前衛が先行したモガドールに近づきに行く。接触ダメージを避けるためにも、モガドールを先頭に置くことは推奨されないだろう。
- 無敵判定は「刺突モーション中の累計ダメージが5%を超えた後」で発生するため、被ダメージは最大で10%近くなる恐れがある。
- ダメージは踏み倒せるだけで完全に無効化できるわけではない。万全を期すならヒーラーを用意するかジャンヌ・ダルクやイラストリアスでシールドを張るかなどして対策したい。
ちなみにこのスキル、実装当初はダメージ上限なし・無敵なしというあんまりな仕様だったため、刺突に入った際に敵の魚雷や弾幕がフルヒットして即死...という事態が多発しており、「12秒ごとに自爆しに行く」と揶揄されていた。
直後に修正が入ったものの、不十分だった(無敵時間がついたが発動までにタイムラグがあり、その間に追撃ダメージを受けたらアウト)ために再度修正が入り、現在の内容になった。
史実解説
モチーフになったのは、フランス海軍のモガドール級大型駆逐艦<モガドール>(Mogador)。
1934年12月28日起工、1937年6月9日進水、1939年4月8日就役。
艦名は当時フランスの植民地だったモロッコ西部の都市・モガドール(現エッサヴィラ)にちなむ。
モガドール級はル・ファンタスク級の後継となる艦で、6隻が計画された。ル・ファンタスク級から約300トン排水量を拡大し、主砲も138mm砲を維持しつつ、単装5基5門から連装4基8門へと大幅に重武装化。基準排水量は約2,900トンと、もはや巡洋艦と遜色ない大型艦となった。
それでいて前級の特長であった快速は維持されており、公試では2番艦<ヴォルタ>が43ノットを叩き出している。
就役直後に第二次世界大戦が勃発。<モガドール>は<ヴォルタ>と「第6駆逐隊」を編成し、フランス西部のブレストを拠点にドイツ軍の輸送船や通商破壊艦の哨戒に当たった。ドイツ戦艦<シャルンホルスト><グナイゼナウ>が大西洋に出た際は、イギリスと協働して捜索を行っている。
その後、1940年7月3日のメルセルケビール海戦で敵に回ったイギリス軍による攻撃を受け、38cm砲弾が爆雷に誘爆して大破。修理のためトゥーロンに回航されたが、資材不足により修理は遅々として完了せず、結局1942年11月27日、ヴィシー政権指揮下にあった他の軍艦らとともに自沈処分となった。
1943年になってイタリアが浮揚したが修理はされず、翌44年に連合国軍の爆撃で再度撃沈。1949年に再度浮揚され解体されたという。
余談
恐ろしいことに、公式から彼女に「襲われる(!?)ミニASMR動画」が製作中であることが明かされた。
当初はYouTubeで公開予定だったが、諸事情により(といっても十中八九過激すぎるせいだろうが)DLSiteのみでの配信となることが告知され、2024年6月1日に『モガドールのフェチ聖裁』のとして無料配信が開始された。お蔵入りになった動画も付属という大盤振る舞いである。
関連イラスト
関連タグ
- イベント「赫輝のマルティリウム」で追加されたKAN-SEN
艦種 | レアリティ | 艦名 | 入手手段 |
---|---|---|---|
駆逐 | SR | フルーレ | 建造 |
SR | エペ | 累計ポイント報酬 | |
UR | モガドール | 任務イベント | |
重巡 | SSR | ブレンヌス | 建造 |
戦艦 | UR | アルザス | 建造 |
軽母 | SSR | ベアルン(META) | 任務イベント |