概要
星のカービィ スーパーデラックスにて初登場したシャッツォの派生種。
上部が白、下部がオレンジ色の本体に4つの球形のホイールが付いている。
攻撃面は通常のシャッツォと同じく砲撃一辺倒だが、他のシャッツォ系とは次元が違う機動力が大きな特徴。確かに、一部の作品のシャッツォは、一応自力で歩く事はできるが、モトシャッツォほど自由且つ俊敏な動きは不可能である。とにかく自在に地面を走り回り、時にはジャンプまでしてくる。自分より上の足場にカービィが居る場合、砲塔を傾けるのではなく、自らジャンプして高さを合わせると同時に砲撃してくる。やたらとちょこまか動き回るせいで、砲撃どうこうの前に勢い余って自らカービィに衝突する事故を起こす場合もある。
しかし、機動性を確保したツケなのか、シャッツォ系の大きな特徴の1つである耐久力が大幅に損なわれてしまっている。倒せるシャッツォ系としてはパラソルシャッツォに次いで2例目だが、こちらはスライディングや空気弾などでも簡単にダメージを受けてしまうような紙装甲で、シャッツォ系の中では唯一、たとえすっぴんカービィでも直接攻撃で普通に倒す事ができる。吸い込む事もできるが、呑み込んでもコピー能力は得られない。
余談
デザインはHAL研究所発売のゲームの1つ「突撃!ポンコツタンク」の戦車が基となっている。ちなみにシャッツォや2連主砲の技である独特な軌道の「へろへろ弾」も、元々はこの作品に登場したものである。