もしかして:うさぎ(ちいかわ)の口癖、「ヤハ」。
概要
孤児として育つ。男性ながら女性と見間違うほどの美しさを幼少時から持っていた。その美貌は生きぬく道具として、計画的に使われてきた。男女問わずあらゆる者を虜にして、地位や加護を得て、孤児院暮らしから脱出。よりよい生活レベルを求めて封印騎士団に入団した。
契約によって力とさらなる美貌を手にしたヤハ。しかし契約の代償として『快感』を失っており、その美貌に引き寄せられた人間達が求める行為は彼にとって苦痛でしかない。
孤児院時代はユーリックと親友だったが、ヤハはそれ以上の思いをユーリックに抱いていた。だが契約によって得た魅惑は皮肉なことに同じ契約者となったユーリックには通じず、ヤハが出世を望むほどに彼は遠ざかってしまう。
ノウェ一行に敗れた後、ヤハは最後にユーリックとの思い出を胸に死亡する。
ユーリックは「契約者にならきゃ友人のままでいられたかもしれないのにな…」と惜しんでいた。
美しさにこだわりを持ち、ナルシスト的な発言が目立つ。また、戦いという刺激には快楽に近い感覚を覚えている節がある。
前述の通り契約対象は地の精霊ノーム。代償は『性感』。
紋章の箇所は男性の象徴である陰茎。
小説版によると帝国軍に両親を惨殺され、兵士の慰み者となり辛くも生存した過去が明かされている。
連合軍に保護された後、孤児院に入り毎夜悪夢に魘される日々を送っていたが、その度にユーリックが傍で慰めてくれた。死ぬ間際には「力でそなたを跪かせたくなかった」と告げておりヤハにとってユーリックが特別であることがわかる。