概要
十勝農業協同組合連合会及び帯広市が帯広競馬場で施行する地方競馬重賞。グレードは「BG2」。ばんえい200mで争われている。
1999年に特別競走「ヤングクラウンズカップ」として創設。2007年より現在の名称に改称された。
2008年より重賞競走に格上げ。2011年までBG3に格付けされていたが、2012年よりBG2に格上げされた。
競走条件
出走資格:2歳、産駒特別選抜
以下の産地限定トライアル競走(総称して「ばんえい甲子園」と呼ぶ)における、上位各2頭のみが出走できる。所属馬を「生産地単位」で区分して予選競走を行い、その上位馬による優勝戦を行うのは、日本国内では他に例がなく、世界的にみても特徴的な出走条件といえる。
北央産駒特別(空知・上川・留萌・宗谷管内生産馬限定)
南北海道産駒特別(石狩・後志・渡島・檜山・胆振・日高管内および北海道外生産馬限定)
北見産駒特別(網走・北見・紋別管内生産馬限定)
釧路産駒特別(釧路・根室管内生産馬限定)
十勝産駒特別(十勝管内生産馬限定)
以上のトライアル競走において、出走資格を得ていた馬が出馬表確定以前に出走を回避した場合は、当該馬が出走したトライアル競走に出走していた他の馬からのみ補充されて出走資格を得る。この意味で、産地限定トライアル競走で1着または2着になった馬が単に優先出走の権利を得るという以上に、3着以下となった馬には出走するにあたって制限が加えられている。過去の競走で、3頭以上が過去に同じ産地限定トライアル競走に出走していた例はない。