CV:白石涼子
概要
『シャイニング・ブレイド』のヒロインの1人。
ヴァレリア地方に伝わる伝説の剣“雪姫”の化身。
元々は精霊だったが、先代勇者・クリスと共にダークドラゴンと戦うために自ら<霊刃化>を遂げた過去を持つ。
なお、自身の半身でもある“雪姫”は強い霊力を常に発し続けている為に選ばれし者にしか扱う事ができない上に常人では触れることすらできない。
上位精霊であるが故にプライドが高く、尊大で高圧な態度を取りがちで、特に現在の使い手であるレイジにはその傾向が強く、事ある毎に厳しく当たり、かつての使い手であったクリスを引き合いに出して説教する事が多い。
その理由は永い時を生きる精霊故に数多くの人物達と死別してきた悲しみを背負って生きて来た為で、厳しい態度の裏の奥底には繊細な心を秘めており、なんだかんだと言いながらもレイジの身を案じている。
また、ヤキモチな一面があり、殆ど自分に構ってくれなかったり、戦闘に女性陣を多く出撃させていると本調子が出ずになかなかレイジに力を貸してくれない。
当初はレイジを“未熟者”だと叱る事が多く、特に自身を武器だと割り切らずに仲間として扱う態度には戸惑いながらも否定的であった。
しかし長く付き合っている内に次第に先代とは異なるレイジなりの信念を少しずつ認めて行き、それと同時に一人の女性として彼に心惹かれて行く様になって行く(それ故に隠しボス撃破後のサクヤエンディング(真エンディング?)ではレイジがサクヤからキスさせたときは他の女性陣たちと共にレイジに詰め寄っていた)。
その正体は“シャイニングブレイド”そのもので、『ハーツ』に登場した“裏雪姫”こそが真の姿で、封印によって真の力が抑えられた状態事が現在の姿である。
ダークドラゴンとの最終決戦いおいて一度は刀身を砕かれ消滅したかに思われたが、歌姫(ローレライ)たちの合奏によって本来の力を開放させ復活。
レイジと共に因縁の相手であるダークドラゴンと戦い抜いて完全に滅ぼすことに成功し、レイジを「最高の相棒だ」と褒め称えていた。それ以降は本来の姿に戻ることは無かったが、その理由はレイジが未熟である為本来の姿のままでは身体が持たないかららしい。
彼女との個別エンディングではダークドラゴンを打ち滅ぼし、その使命を成し遂げたとしてレイジの前から「レイジは先代を超えた。もう(武器である)自分はもう必要ない」として彼の前から去ろうとするが、レイジに引き留められた事を受け、考え直すと1人の女の子として彼と共に生きる道を選ぶことを決意。自分が女の子らしくなるまで待っていてほしいと彼に告げた。
『ブレードアークス』にも登場しており、レイジの攻撃演出で姿を見せる。一部の冷気を使った攻撃時や必殺技を使用した際などにその姿を確認する事が出来る。
また、彼女の本来の姿である裏雪姫も登場しているが、こちらは別次元の存在するもう一人の自分という別人設定である為、本人同士に面識はなく、『ブレイド』本編の間を描いたと思われるストーリーモードでもその事について言及される事なども全く無い。