概要
「ワールドトリガー」に登場する、空閑遊真と雨取千佳のNLカップリング。
原作12話において、それぞれが修と待ち合わせをしていた際、偶然にも知り合う(この時はまだ互いを知らなかった)。遊真は千佳に自転車の練習に付き合ってもらうことで仲良くなるが、近界民の侵攻に気づいた千佳が遊真を巻き込まないようにと彼と離れ、警戒区域に単独で侵入。その後、千佳が近界民に襲われそうになったところを遊真に助けてもらう。
以上が2人が初めて出会った経緯だが、ここで遊真は千佳を助ける際に彼女をお姫様抱っこするかたちで救っている。
なお、原作(既刊22巻現在)において彼らのみ、日時指定で出会っている(12月14日10時41分)
その後、千佳は遊真が近界民だと知ってしまうが、修にどう思うか聞かれた際、彼女は「近界民でも遊真くんは怖くない」と述べている。
他にも遊真の言葉が千佳にとって原動力となっているシーンがあり、たとえば
・千佳のポジション決めの際、遊真の「この先近界民に狙われたときのためにも、チカは戦えるようになったほうがいいだろ」という言葉により、後の大規模侵攻で千佳は近界民に立ち向かう勇気を得ている。
・B級ランク戦Round4の際、「撃てないと思わせといて撃つ!……とかできたら美味しいけどな」という遊真の言葉で、初めて人を撃とうとした。
アニメオリジナルストーリーの逃亡者編において、千佳がゼノに人質にとられた際には滅多に感情を表にだすことのない遊真が「チカに何をした」と静かに怒りを燃やしていた。
戦術を新しくしてからはさらにコンビネーションのバリエーションが増え、千佳がライトニング+鉛弾を相手に見舞うと、遊真が素早くその相手にスコーピオンでとどめをさすというやり方が多く見られる。
まさかの…
初対面から突然のお姫様抱っこは、多くのユマチカファンの心を鷲掴みにした。2回目を切望する声もそこかしこにあったが……
原作21巻にて、2回目のお姫様抱っこが投下されてしまう!
これにより、ユマチカファンだけでなく多くのワートリファンが騒然とした。
また、この回のお姫様抱っこで重要なのは、ただ遊真が千佳を抱えているだけではない。千佳は遊真を守るためにシールドを張っているのである。
ただ守られるだけではない。今度こそ助けるために動いた千佳の成長ぶりがうかがえる1シーンでもある。
また、このシーンからしばらくあと、この2人は暴発した千佳の炸裂弾で窮地に立たされてしまう。
千佳の固定シールドによりなんとか緊急脱出だけは防いだものの、2人は少しのあいだだけ、あの狭い空間に一緒にいたこととなる。
さながら箱詰めか、あるいは◯◯しないと出られない部屋といったところか。
余談
なお、遊真の身長が141cmなのに対し、千佳の身長は140cmである。
つまり言うまでもないが、身長差はたったの1cm