概要
ユメミタマとは、東方二次創作ゲームの東方ダンマクカグラ内に登場する、幻想郷外の人々が見た夢がシャボン玉の形になって実体化したものである。魔理沙によって命名された。
近づいて見てみるとどんな夢なのか見ることができるが、近づき過ぎるか、破壊以外の意図で触れることで、その夢の事象に人格が改変され取り憑かれてしまう。
人物、場所問わずに取り憑いてユメミタマに映る夢を顕現させてしまう。
その性質によって過去の異変が再発することを「再上映」と言う。
ダンマクカグラを行うことで浄化され、幻想郷を復興するエネルギーへと変わる。ただし、物理的に破壊すると幻想郷を汚染する「瀝青」が流出してしまう。瀝青に侵されてしまうと、色々なキャラの性格が入り混じってしまい、体も黒ずんでしまう。
瀝青はダンマクカグラでは浄化できず、パチュリーによれば
①幻の銀の枝の木に生るリンゴを
②特殊な呪文をかけて虹色に変化させ
③瀝青対象にリンゴの効果を付与させる
というかなり厄介な手順を踏まなければならない。
表記ゆれ
ユメミダマ(誤表記)
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※以下ストーリー1章のネタバレのため注意!!
実は、ただダンマクカグラをすれば直接エネルギーを得られるわけではなく、浄化されたユメミタマは一度「ロカ」と呼ばれる一種のろ過装置のような存在を通して初めて復興に利用できるエネルギーとして得ることができる。
その「ロカ」というのは……
……ダンカグをプレイしている「プレイヤー」自身である。
ゲーム中、プレイヤーは幻想郷の各スポットの復興を行うのだが、まさしく少女達がダンマクカグラによって浄化したユメミタマを、プレイヤー=ロカが変換しエネルギーとして復興に充てていた、ということとなる。
霊夢は片っ端からダンマクカグラを行って次々ユメミタマをロカへ送っている現状を見て、このままではロカがミタマを処理しきれないと判断し、一時的にユメミタマを浄化せずに破壊して時間稼ぎをしようとしたのだが、勘違い(といっても霊夢が黙ってただけだが)によって魔理沙が阻止してしまい、結果、幻想郷を覆う程の瀝青の塊が出現してしまう。
同時期ロカにも不調が現れており紫が焦る事態に。
土壇場で、霊夢が育てていた木が銀の枝だったために菫子と正邪により虹色の林檎が完成。
弱体化した瀝青をダンマクカグラで浄化し、無事に危機を乗り切った。
ロカも元に戻り、紫も一安心するのだった。
ユメミタマは結局その後も出現するのだが、復興には欠かせないため、今後もダンマクカグラで処理・浄化させていくこととなる。
復興に向けて平和が訪れたかに思えたが……