「そうですか、一段落したのですね」
概要
CV:種﨑敦美
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」に登場するSEVEN-O所属の、女性刑事の一人。
通称は「ユリ」、トラヴィスからのニックネームは「ロボット」。
マックスと相棒を組む。
真っ白なセミロングヘアーに真っ白な肌をした女性で、服も水色のラインが入った白い服を着ている。
「スペアモーター起動 フィードバックシステムをアクチュエーターに接続 臨界点まで28.9%」
しかしその正体は正真正銘のロボット(アンドロイド)。
序盤でそれに気づいたキリルからはツッコミを入れられているが、他のメンバーはとっくに知っており、さして反応しなかった。
しかしながら物腰穏やかで感情豊かであり、マックスのフォローを行ったり、時折キリルを真面目な振りをして弄る面も見られる。
ロボットというだけもあり重火器を軽々と扱い、また男性2人を平然と掴む。上記で取り上げた台詞も非常に早くかつ誤りなく読み上げられている。
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DOUBLEDECKER! マキシーン・シルヴァーストーン(ユリの相棒、通称「マックス」)
以下、彼女の終盤での動向についての項目につきネタバレ注意
「温泉、行きたかったな…」
11話、ザベル率いるエスペランサ本隊がSEVEN-O本部に攻め込んできた際、キリル、ダグ、ディーナの後を追う。
既に彼女が到着した際はザベルが去った後であったが、その場に残ったエスペランサ構成員がキリルを狙って粘着爆弾を射出。
しかし、ユリはキリルを庇って粘着爆弾を受け、その後SEVEN-Oのビルから飛び降りて最期の言葉を言い、爆破されてしまった。
彼女には予備の体と記憶装置があるが、元となるコアは人道上の問題につき複製が禁じられている。そのため、爆破の規模を考えるとコアが完全に破壊されてしまったことを考えるとユリの復活は絶望的だということになり、キリルは自分のせいで仲間である彼女を失ったことに激しい悲しみを覚える。
さらに追い打ちをかけるように12話にて彼女のコアが破壊された状態で発見されたのをアップルが見つける。
彼女の復活は絶望的であると思われたが・・・
以下最終話のネタバレ注意
※最終話未視聴の方は速やかにブラウザバックをお願いします※
「キリルさーん!」
SEVEN-Oの軍部基地からの脱出時、コアごと爆破され殉職したはずであるユリの乗ったヘリが救助に向かっていた。
実は11話に爆破されてしまった彼女は(コアを含めて)コピー体であったのだ。
10話でのユリのメンテナンス時、様子を見に来たトラヴィスが何とブラックコーヒーを彼女の内部機構にこぼしてしまい、ユリは故障して行動が異常になってしまった。
その不祥事が発覚する事を恐れたトラヴィスは、彼女が直るまで誤魔化すべく、スペアボディへ禁じられているコアデータの複製・搭載を行い、自分の失態を隠蔽したのであった。
トラヴィスはこの事を「本当に…すまなかったと思っている…!」と床がめり込むほどの土下座で謝罪して明かし、かくして元に戻ったオリジナルのユリは無事、マックスらSEVEN-Oの面子と再会を果たせた。
エピローグでは、オリジナルが壊されたコピーの「彼女」のコアをペンダント代わりにして勤務している様子が見られる。
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