CV:天﨑滉平
概要
「俺の信条はDon't think, feel so goodだ!」
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」の登場人物で主人公のひとり。
通称「キリル」、SEVEN-Oのボス・トラヴィスから呼ばれる通称は「ルーキー」⇒「オカッパ」⇒「カリアゲ」。
制服警察官であったが、大家の飼いネコ・ポチを探させられているところアンセムに関わる事件に巻き込まれ、ダグと出会う。
それがきっかけでSEVEN-Oに異動となり、相棒不在となっていたダグとコンビ=ダブルデッカーを組むことになる。
容姿
紫色のショートヘアを持った、女性のような端麗な顔をしている青年。
SEVEN-O配属後は黒色のインナーの上に紫色のジャケットを身に着け、白色のズボンを穿いている。
現地へ向かう際は紫色のラインが入った首元まで覆う白色のコートを身に纏っている。
性格
そのため、お調子者で後先考えずに突っ走るところがあるものの、正義感は強く情に厚い面もあり、いざという時はきちんと活躍してみせるなど、バカではあるが決して無能ではない(むしろ「有能なバカ」と言うべきか)。
実は遺伝子工学に関して驚異的な才能を持っており、アップル推して「当時話題となった」論文を執筆した経歴がある。ちなみにその動機は本人曰く「漫画を読んで面白そうだったから」とのこと。彼は勉強した内容を忘れたと語ったが、ダグの抽象的なアンセムの説明からアンセムが遺伝子に及ぼすまでのメカニズムについて詳細に理解するという天才肌を今でも見せている。
姉(実は兄)同様に非常に整った女顔であり、きちんとした女装をすると抜群にハマる。事実、とある事件では見事なウェディングドレス姿を披露していた。
彼の出身・兄弟について
貧困層の出身で、行方不明となった姉を探していたが、デリックが運営しているバーで姉が店員として働いているところを見つけ、再会した。ところがその姉は実は女装好きの男性であることを彼は知らなかった(要するに兄であった)。
関連イラスト
関連タグ
DOUBLEDECKER! ダグ&キリル ダグラス・ビリンガム ヴァレリー・ヴルーベリ
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以下彼の正体に関する重大なネタバレ
正体
実は地球から隔離して住まう人類がいるニカイの出身者。
冒頭で記述していた彼の信条はニカイに伝わる祈りの一節から来ている。(本人は意識しておらず、曰く「育ててくれたダンじいちゃんから聞いた」ということだが)
また、彼が遺伝子工学について驚異的な才能を持っているのも、ニカイが遺伝子実験を行う場所であったからだと考えられる。
18年前、自分の息子の危機を感じた彼とヴァレリー(ミラ)の母親はニカイから脱出するように手配を行い、地球へと降り立たせていた。名字のヴルーベリは、脱出する船の中にブルーベリーの箱があったことから付けられた。
「その情報はリスヴァレッタ最高機関である軍部に渡っており、彼らの行方を捜していた」とクーパーは最初キリルに伝えていたが、実際はクーパーの手によってニカイへ連れ戻すために探していただけに過ぎなかった。
軍部の長官であるクーパーは彼の存在がニカイの住民の中でも特別であることを伝え、これまでの活躍から軍部への昇進を促していた。
そして、「君の存在が仲間を傷つける」というクーパーの煽りと仲間であるユリの死を受け、キリルは軍部へ向かうことをクーパーに約束されてしまう。
彼はニカイの人間の中でもアンセムに対する抗体を持った者であり、アンセムの改良の為ニカイの人々に献体として求められていたが両親は拒否。母の手によりミラとキリルを逃がしていた。
しかし、健康診断の結果でその正体が発覚してしまい、クーパーに目をつけられることとなる。
ザベル・フランケンから聞いたクーパーとキリルの正体を聞き、ダグとSEVEN-Oの残存面子、デリックとヴァレリー、そして彼の住むアパートの大家は軍部へ突入。ダグと合流してクーパーから逃げる。
その道中で彼の尿から作った対クーパー用の弾「スグナオールS」を聞くも、その秘策をもヴァレリーから聞いたというクーパーにより破綻。降伏するも相棒のダグを撃たれた上にスグナオールSをクーパーに踏みつぶされ、倒れたダグを守るようにして負けであることを強く宣言した。
しかしこれらはすべてダグが考案した演技であり、ヴァレリーによって複製されたスグナオールS(実はただのアドレナリン剤)を打たれて苦しみだしたクーパーに「ザベル特製のアンセム」をほのめかし、わざと使用させるように誘導。その後、実は特製ではなくただのアンセムを服用したクーパーをオーバードライブさせ、対AMS弾を至近距離から撃ちこんだ。
アンセムの使用および職権の乱用により全ての権限を奪われたクーパーに代わって、トラヴィスが記した申請書によって軍部臨時副官となったキリルはリスヴァレッタ都市への空爆作戦を停止させた。更に爆破が始まった基地から脱出し、実は生きていたユリ(生存していた理由については彼女の項目にて)が乗るヘリに救助された。
最後にニカイから攻めてくる追手のリスクを仲間に負わせないためSEVEN-Oからの辞任を考えるが、ディーナを始めとする仲間たちに説得され、彼は引き続きSEVEN-Oの刑事としての職務を続けることを決意する。
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