CV:浪川大輔
概要
「考えろ…天国と地獄どっちがいい?」
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」の登場人物。
作中の危険薬物「アンセム」の取引を行う組織「エスペランサ」において「B」のコードネームを与えられた構成員。
道化師のような狂気的なまでに派手な化粧と衣装をしており、笑うと宝石のような赤い歯が露わになる。
アルファベットの序列二番目に相応するように、アンセム無しでも非常に強力な身体能力を持ち、複数人の警官による銃撃をすべて細かな動きで躱す、凄まじい腕力で警官をぶつけてパトカーを爆破するなどをして警官隊を単身で半壊させる能力がある。
初登場時はアンセムの取引の手助けをしている工場の取引をしていたが、覆面マスクをしていたため彼の顔の特徴は歯以外分からなかった。後にその工場の作業員の弱みを付けこんでアンセムを投与させ、行方も知れず消えていった。
過去に彼の一派に所属していたザベル・フランケンを助けると約束していたらしいが、ザベルの死刑執行日までは現れなかった。
ダグとキリル、ザベルがエスペランサ幹部「A」の死体遺棄現場へ来たところを襲撃、前述の圧倒的な力で警官隊を一掃した後に検挙しようとしたキリルとダグを同時に相手。二人同時にかかってもなお圧倒的な優勢を保ち、18時の鐘が鳴ると同時にどこへともなく去って行った。
以下DOUBLE DECKER! ダグ&キリルのエスペランサに関する重要情報あり
更なる概要
「良かったです。最近締め付けが厳しくなってきておりまして今一度組織を強固にする必要性を感じました」
実はザベルの部下。上述のザベルを救出するという約束も、実際はザベルが彼に(ボスが牢獄に閉じ込められてエスペランサの幹部の立ち位置を錯乱させる)作戦の一環として命令したものだと考えられる。
ただし、他の構成員と比べても重要な立ち位置になっており、ダグの「序列が逆」だという認識もザベル以外に対しては間違っている可能性が高い。
狂気に満ちた姿とは裏腹に、ボスに対しては従順かつ極めて冷静な幹部であり、組織の強化や工作なども受け持つ。
実際に、先述の「A」の死体遺棄現場もバンブーマンが工作によって仕掛けたものであり、遺棄された位置に竹の葉マークをつけるなど高いセンスを持つ。
しかし、ザベルにアジトを案内させて以来、彼の姿はボスが実行したエスペランサの重要な作戦ですら一切現れなくなったが・・・?
関連イラスト
関連タグ
???????????
以下彼の正体に関する重大なネタバレ
正体
「君たちはもっと頭がいいと思っていたんだがね」
実はリスヴァレッタ軍部の長官クーパーと同一人物。
最初からザベルを利用してアンセムを流通させるつもりであったと考えられる。
8話で舞踏会への出場にあこがれる女子高校生を漬け込んでアンセムを渡したのは彼である。
11話にて、ザベルのモブ手下(太った男と露出の多い女)を爆弾工作により殺害した。
更に、SEVEN-Oに直接出向き対AMS弾の情報の提供を要求したザベルを、ヘリで回収した後に手下を使って殺害しようとしたが失敗。
その後エスペランサの基地にてザベルに裏切りの件と先述の高校生にアンセムを渡した案件について咎められるが、唐突に敬語をやめ、残存するザベルの部下を全員殺害。
逃げようとするザベルについても「食べ物を粗末にするのが嫌い」という彼の弱みを握ってステーキを口に入れさせたまま殺害し、エスペランサの基地を焼き払った。
凶行の後、機械を動かすような音を出しながら顔を弄り、クーパーの顔に変わった。
以降の暗躍および彼の出自は正体を参照のこと。
真の関連タグ