CV:玄田哲章
概要
「失敗の許されない任務だが大丈夫か?」
都市国家リスヴァレッタ最高の機関にしてSEVEN-Oの上層部である軍部の長官。
容姿
緑色の指揮官服を着て、紫色の帽子を被り、左肩に黒いマントを纏い、白い手袋を装着している。
壮年の厳格な軍人の顔付をしており、鼻の下以外でつながった髭を蓄ええている。
性格
極めて冷静でSEVEN-Oの作戦を厳密にサポートする。
他の政治家(市長候補など)とも深く知り合いがあり、交流の幅は広い。
余談
キリル・ヴルーベリがおまじないとして唱えている「Don't think, feel so good.」は”ニカイの祈り”から来ているが、その全文を彼は”何故か”知っている。 果たして、これの意味する者とは・・・
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DOUBLEDECKER! トラヴィス・マーフィー 彼の部下にしてSEVEN-Oの長官。
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以下彼の正体に関する重大なネタバレ
正体
「キリル君、何度も電話もらっていたのにすまないね」
実はエスペランサの構成員バンブーマンと同一人物。
8話で舞踏会への出場にあこがれる女子高校生を漬け込んでアンセムを渡したのは彼であり、11話でキリルが何度も電話しても通じなかった理由はバンブーマンとして活動を行っていたためである。
エスペランサの基地を突き止めてSEVEN-Oに出動させてもらった隙をついてザベルを攻めさせた。
しかし、その上でザベルを彼の手下に謀殺してもらってエスペランサを壊滅させるつもりでもあった。
そのバンブーマンとしての企みをザベルに見抜かれた後、正体の欠片を露わしエスペランサの構成員とザベルを殺害。エスペランサの基地を焼き払い壊滅させた。
凶行の後、バンブーマンは機械を動かすような音を出しながら顔を弄り、彼の顔に変わった。
「君の抗体は我々の研究に飛躍的向上をもたらし、そして君を見つけた私はその名が永遠に刻まれる英雄となる」
彼の正体はニカイからやってきたGenetically Modified Soldier(遺伝子改造兵士、GMS)の一人である。
GMSは製造コストがかかるため、小型化しコストを少なくするために開発されたものがアンセムである。彼はリスヴァレッタにおけるアンセムの流通元を担うと同時に対AMS弾の技術を軍部に提供し、その遺伝子実験の様子を監視しに来た人物だった。しかし、アンセムの抗体を持っていたがニカイから脱出したキリルの発見により彼を追うようになる。
バンブーマンの姿にならずとも圧倒的な力と俊敏性を持っており、銃撃を精密に躱し、エレベーターの入り口を強引にあけるなどの能力を持っている。
またザベルとは比べ物にならないほど非常に冷酷な人物でありユリの死を「(キリルを誘導するために)無駄なものではなかった」、「(本来なら生きてニカイへ帰すべきはずの)キリルが死んでも構わない」とまで言い、果てには「キリルの捕獲のためなら文明一つを滅ぼしても構わない」と宣言するほどである。また非常に野心的な人物でありリスヴァレッタというニカイからしてみれば僻地に飛ばされた身であるにもかかわらずキリルを捕獲してニカイの英雄になろうとしていた(もっとも、キリルを捕えてニカイに連れ戻した所で、彼は英雄扱いされるどころか余計なことをしたとして処刑されると思われるが…)。更に、力に固執している人物でもある。
12話でダグとキリルを追いつめた際、銃を捨てたダグを遠距離から胸めがけて発砲。拘束したヴァレリーを連れて一気にキリルの元へ迫りより、彼に対する特効薬「スグナオールS」を潰して圧倒的優勢に立った。
その後(13話)、軍部指令室でリスヴァレッタへの空爆を命令、基地の爆破をセットした後に報告しようとしていたが、複製されたスグナオールSをキリルが刺そうとしたところを意識が向いた隙にヴァレリーによってスグナオールSを首に打ち込まれる。
その後薬の影響で徐々に苦しみだした彼は、キリルがほのめかした「ザベル特製のアンセム」を求めてダグ・ビリンガムの元に行き、添付。圧倒的な力を身に着ける。
実は自分のGMSとしての力が奪われるのを恐れている臆病な人物でもあり、力を取り戻そうとして特製アンセム(実際はただのアンセム)を使用させたのもすべて彼のそのような性格を利用したSEVEN-Oの罠であった(スグナオールSも正体はただのアドレナリン剤であった)。
その後SEVEN-O総員での包囲の後、GMSになった過程でアンセムと同じ成分の薬剤を投与されたことも仇となりオーバードライブを起こす。バンブーマンとの異形な融合体になった彼はアイガジェットでオーバードライブを認識したダグに合わせ、キリルが彼の身体に乗って零距離からAMS弾を撃たれる。
弱体化後、軍部長官としての権利も全て剥奪され、副官として権限を委託されたキリルによって空爆作戦を中止される。
その後、基地の爆破が始まり現場にいる人々を陥れ自分は基地の中に失踪するもSEVEN-O全員に逃げられてしまう。基地に残ったまま弱った彼は最後の手段としてロケットを用いてニカイに援軍を求めようとしたが既にザベルによってエンジンを壊された後であった。
彼によって拳銃で脚を撃たれて立てなくなった後、最期にはザベルの手によって拳銃を咥えこまれ、射殺された。
彼からの連絡が途絶えた(これで死亡が確定した)ことはニカイのコロニーに伝わったが、144幹部の中でも最弱である(他の幹部の声は全て玄田哲章)とのこと。 多すぎである。
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