旧社名は「横堀模型」
1970年代から1/12サイズの電動RCオンロードカーシャーシキットを販売していたが、当時の横堀模型はメーカーとしてよりも、米国アソシエイテッド社の輸入業者としての面が強かった。
1983年に発売したドッグファイターシリーズでブレーク、以後タミヤや京商と共に国内のRCレースシーンをリードしてきた。
特に京商とは京商が駿河屋傘下になりレースから撤退するまで30年に渡ってレースでしのぎを削った。
基本的に高めの価格設定がされることが多く、横堀模型時代から自らマニア向けと自認してきた。
一方、電動ツーリングカーにおいてはタミヤさらに新興のINFINITIの後塵を拝するケースも見受けられるようになっている。2000年代前半からは実車D1車両をモデル化したドリフトパッケージシリーズが好評を博し現在ではドリパケがヨコモの中核になっている。
タミヤや京商がレースから距離を置いた現在でもRC
レース屋としてのヨコモはいまだ健在ではあるものの、全盛期のヨコモを知るマニアには少しさびしい状況である。
ちなみに最近TV等の出演が多い往年のRCの世界チャンプにしてレジェンドの広坂正美氏が若い頃から近年まで社員ドライバーとして在籍していた会社でもある。