概要
パンの中でライ麦を原料としたもの。小麦のパンに比べ、黒っぽく固いのが特徴。主にドイツやオーストリア、ロシア、その他北欧や東欧などで食べられる。
東欧などの寒冷地では、小麦が育ちにくく、代わりにライ麦が栽培され、それでパンを作っていました。
ドイツではライ麦の配合率で呼び名が変わり、9割以上は「ロッゲンブロート」、5割は「ミッシュブロート」となる。
特徴
香りが強く、独特の酸味や深い味わいがある。また、グルテンができないため、どっしりとした重量感ある仕上がりが特徴。粘り気があり、しっとりもっちりした生地となる。
食べ方
小麦粉を使ったパンに比べ固いため、そのまま食べるよりは、スライスしてバターを塗る、チーズを乗せる、サンドイッチにするなどが多い。
関連タグ
黒パン:外見からこう呼ばれることも。ただし、黒糖や糖蜜で茶色っぽい見た目になっているパンも、こう呼ぶことがある。
白パン:対義語