概要
任天堂がNintendo Switch用に発売しているビデオゲーム『世界のアソビ大全51』に収録されている、UNOライクのオリジナルカードゲーム。
特色
カラーリングが心理四原色じゃなくなってたり(パステル調の紫、赤、橙、青)、ドロー2の重ねがけが公式ルールになっているなど、細かな違いは一応ある(ワイルドドロー4はないが、ドロー3があり、ドロー2同様重ねがけができる)。
また、ゲーム内の「ゲーム情報」で、トランプを使用した類似ゲームである「クレイジーエイト」の存在が解説されている。なおクレイジーエイトの発祥時期はUNOよりも古い。
ちなみに、カードにカラーリングの各色に応じたトランプのスートがデザインされていたり(紫:♠、赤:♥、橙:♦、青:♣)、カードの総枚数が52枚でジョーカーを除いたトランプの枚数と一致していたりで、UNOよりもその原型となったクレイジーエイトやページワン(アメリカンページワン)に近く、むしろそれらの翻案のように見えたりする。そこはトランプメーカーゆえ…だろうか(だったら素直にトランプでやればいいのに)。
カードの種類
- 数字:1~8まで各色1枚ずつの32枚。ちなみにゲーム中の説明では1~9となっているが、実際は前記の通り。
- スキップ:UNOの同名カードと同様。各色1枚ずつの4枚。
- リバース:効果、枚数とも同上。
- ドロー2:効果、枚数とも同上。上記の通りドロー2による重ねがけもできる。
- ドロー3:次の手番のプレイヤーに山札を3枚ドローさせる。各色1枚ずつの4枚。これも上記の通りドロー3の重ねがけができる。
- カラーチェンジ:UNOで言うところのワイルド。クレイジーエイトにおける8。4枚。
ルール
UNOを見ればだいたいのことは書かれているので、ラストカード固有のものについて記載する。
- プレイ人数は4人。
- 最初に配られる手札は各人5枚ずつ。
- 山から引いたカードがその場で出せるものであっても、引いた手番で出すことはできない。
- 「ページワン」や「ウノ」に当たるコールは「ラストカード」。
- 順位決定は最初にフィニッシュ(上がり)が出た時点で残りの3人については単純にその時の手札の数の少ない順に順位を決定する。なお、継続して最後の一人が残るまで続けることによる方式への変更も可能。
- 上記で繰り返し説明した通り、ドロー2・ドロー3の重ねがけが標準ルールとなっており、これについては設定の変更はできない。
関連タグ
UNO:一見これの商標回避策に見えるが…