概要
冒険者の青年のデイル・レキが保護した魔人族の少女。年齢は物語開始時点で7歳(第一巻の途中で8歳になった)と、デイルとは約10歳の年齢差がある。
魔人族は頭の左右に角があるのだが、片方の角が折られている。これは、魔人族では罪人の片角を折り、追放するという風習があるためなのだが、なぜ年端もいかない彼女がそうなったのかというのが大きな謎となっている。
父親の「ラグ」と共に追放されたのだが、途中でラグは死亡。森の中を一人さまよっていたところをデイルに保護される。当初は魔人族の言葉しか喋れなかったが、魔人族語は魔法語に似ており、デイルは呪文の心得があり、なんとか理解できた。保護されて程なくして人間の言葉を学んでおり、とても頭がいい。
白金色の綺麗な髪を持つ美少女で、髪型は角を隠すためにツインテールにしていることが多い。なお、折れていなかった残る片方の角は後にある事件で錯乱の余り自分で折ってしまっている。
下宿している酒場「踊る虎猫亭」の仕事を手伝うようになり、後に正式に給仕として働くようになる。仕事はできるが歌は下手(※)。親バカに目覚めたデイルはもちろん、虎猫亭の主人夫婦や常連客にも可愛がられる看板娘であり、いつしか「白金の妖精姫」と陰で言われるようになる。
※ただし、アニメ版OPテーマ「I’m with you」は、高尾奏音氏が「ラティナ」名義で歌っている。
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うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。