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概要編集

かつて人間が招いた深刻な環境汚染の影響を最も受けた北の大陸出身であり、本作の主人公の1人。本来の豊かな自然が失われてしまった現状を本質的に察知し、大自然の嘆きを聞き、汚染された世界を元の豊かな自然溢れる世界に戻すため、戦いに身を投じる。

経緯編集

自然のあらゆる生命が救いを求める声を感じ取る場面から彼女の運命の日々は始まった。世界の汚染が進み、このままでは滅亡が近いこと。心の痛みをこれ以上我慢できず、旅に出ることを決意。そしてこの時、育ての親である僧侶ゼクウから、母親であるアクアが生きていることを知らされたことで、同時に母を捜す旅にもなったのであった。

ほどなくして、森で兵士に追いかけられている若者ガーライルを見つけ、目的が大気の浄化に関することを知った彼女は行動を共にする。その先にある都市「バベル」で知った事実は、ここではかつて空気を汚した文明を逆利用して空気を綺麗にしているが、限定的なものであり、「空気が綺麗な地域」として高い税金を取る悪徳市長の姿だった。

市長を撃退することで空気浄化装置を正しい方法で動かすと、たちまちよどんだ空が晴れていく。リザは早くも、汚染された自然の1つ「大気」を浄化させることに成功した。しかし、まだ「大地」「海」が汚染されており、これを浄化するためにさらなる旅を続けることになる——。

なお、彼女には他の主人公には無い特殊な力があり、動物と話ができる。そのため、動物から話を聞くことで、人間や他の知的種族からは訊けないアドバイスをもらうこともできる。そんな特殊な力を持った彼女だが、特殊な力といえば「ジェイド」。他の主人公はこれを手にした時から運命の歯車が大きく動いた。では、リザはどうやって手に入れるのか···。


···そんなイベントはない。


なぜなら、彼女の持つジェイドは、なんと生まれつき額に埋まっていた。ジェイドを人間が持つこと自体が既に特異だが、ましてや後から手に入れたのではなく最初から持っていた人間は、ルドラを除けば歴史上にリザただ1人。つまり生まれつき宿命を持ったことを意味している。母アクアがリザのもとにいなかったのも、自分の娘に重過ぎる宿命を背負わせないよう、一足先に世界を浄化するため旅に出ていたからだった。

清める者編集

彼女が、本来ルドラの持ち物であるはずのジェイドを持っていた経緯は、太古の種族「ダナン神族」の予言書に「清める者」と予言されていたことによる。特にこの「清める者」に関する予言は、多くの関連する書物に書かれているため知名度が高く、予言書にも「ジェイドを持った状態で生まれてくる」という内容が書かれている。動物と話ができるのも、このジェイドの力によるもの。

彼女が生まれつき持っていたジェイドの名前は、4つあるジェイドのうちの「ホーリージェイド」。その名の通り、浄化の力の象徴でもあり、自然を慈しみ、優しさをもって世界を救う宿命を持ったリザだからこそのもの。実際、全ての環境浄化イベントは、彼女によって引き起こされる。それも、単純に汚染を浄化するだけでなく、異なる生物同士が限られた世界の中で共存して生きていく必要性を示しているシナリオでもあり、彼女のパーティメンバーは旅の中で種族間の垣根を越えて協力するシーンが強調されてもいる。

関連タグ編集

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シオン(ルドラの秘宝) サーレント デューン(ルドラの秘宝)

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