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概要編集

汚染された世界で唯一きれいな空気がある町・人工島バベルの悪徳市長。空気浄化装置を使って周辺だけを綺麗にすることで、住民に高い税金を課していた。元々は兵器だった装置を平和利用したという点では感心に値するが、それを金儲けに使おうと考えたあたりが人間のサガというべきかもしれないキャラ。

経緯編集

最初に出会うのはリザの章。リザの故郷カーンがバベルと程近いことから、世界浄化の足がかりとしてリザが訪れることになった。そしてリザ一行に市長ビルへ乗り込まれると、計画を暴露してホンモノの兵器でリザを抹殺しようとする。バベルに装置を作ったのも理由があり、ダナンの予言書に書かれていた救世主(=リザ)が世界を浄化するなら、必ず自分のもとを訪れることを確信したからである。彼の真の狙いは、リザが生来持っているジェイドであった。しかし、兵器を破壊されたときに死亡する。


···が、彼の見せ場はそこからであった。死後、冥界で目を覚ましたクルガンは、人間のルドラ「ハウゼン」を諭して蘇ろうと画策する。ちょうど、爬虫類のルドラ「ラズム」に殺されて冥界にやってきたサーレントを生贄にすることを考え、サーレントを騙してハウゼンと結託。サーレントをまんまと妖刀に封じ、サーレントの肉体を乗っ取って現世に蘇った。

僕、悪いサーレントじゃないよ。

さらに、ハウゼンと協力していたことで、ハウゼンにとってジャマだったソロンを殺害。サーレントの肉体はクルガン自身の肉体より強く、しかもサーレントがソロンと知り合いだったことで騙し討ちができたことも大きかった。しかし、サーレント一行についに場所を突き止められ、追い詰められた末に戦闘。サーレントの身体能力を活用して戦うが敵わずも、ハウゼンに蘇らせてもらう計画を立てていたため、もはや死ぬこと自体恐れなくなっていた。しかし、サーレントはエネルギーを封じ込める聖杯を持っていたため、魂が聖杯に封印されるという最期を遂げた。

関連タグ編集

ルドラの秘宝 サーレント リザ(ルドラの秘宝)

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