概要
チェコのアロイス・トミシュカ技師が1908年に開発した自動拳銃。名前の由来は技師の愛称から。
当初はオーストリアのウィーンで設立した自分の会社で販売しており、ダブルアクションとシングルアクション両用だった。
1919年にCZUBに事業を売却し自身も所属となり、1923年からチェコ製としてダブルアクションオンリーの後期型が販売された。
特徴として、スライドを開き、その排莢口からグリップ内に"マガジンを落とす"独特な装填方式を採用している。
1925年に販売終了するまで合計で45,000丁が生産されたとされ、中国やベトナムでコピー品が製造された。
性能
全長 | 113mm |
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銃身長 | 59mm |
重量 | 370g |
使用弾薬 | 25ACP弾(6.35×16mm)、32ACP弾(7.65×17mm) |
装弾数 | 6 |
口径 | .25口径、.32口径 |