概要
ゲーム『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(第4世代)のCMで、
あなたにとって「ポケットモンスター 金・銀」といえば
という質問があった。
リメイク作品にありがちな、原作勢が当時の思い出を語る内容であったのだが、
購入の動機になった人も多いであろうパッケージ伝説や、旅を共にしたはずのパートナーポケモンなどを差し置いて
がやたらめったら言及されていた。
ゲーム画面のPVでも
が映っており、
もうパートナーポケモンからヨーギラスでいいんじゃないかな
という意味で、あたかもバンギラスが主役の作品が作られたかのような集団幻覚が発生した。
そして『ハートゴールド』『ソウルシルバー』『バンギラスグリーン』と3本目のソフトを並べるミームが作られ広まっていったのである。
バンギラスを愛する人々の声
・20代男性
「一番印象に残ったのはー
バンギラス。
たぶん一番、こいつ強いんじゃないかなって。
ポケモンって結構可愛いイメージなんですけど、すっごいバンギラスはなんか…なんか
悪(ワル)?
子供ながらかっこよく見えてーなんかよかった。
悪のタイプを持ってるのでー、
なんかすごい強かったっていうイメージがもうずーっと残ってますね」
・20代女性
「タマゴを貰って…
何のタマゴかよくわかんなくて、『ずっと持ってたら孵るよ』って言われて、
大体コガネシティらへんで孵るんですよ。…で『トゲピーが かえりました』って…
コガネシティは私の中ではトゲピーの街なんですよ。
かわいーやつ集めてましたね。だけど…戦闘で使うのは
バンギラス
とかーかな?(笑い)」
・20代男性
「僕の中でチョンチーがある意味伝説のポケモン。
(中略)
カワイイ系が結構好きなんですけどー、周りの同級生とかは、
バンギラス。
カッコいい系のポケモンに行っちゃうんですよね」
バンギラスはさらに先へ…
これはバンギラスが『金・銀』初出で俗に「600族」と呼ばれる特別な立ち位置のポケモンだから…と思いきや、『ブラック2・ホワイト2』(第5世代)でも
「ポケウッド」で撮影できる特撮ヒーロー映画「大怪獣」にて、地元の怪獣系ポケモンを差し置いてバンギラスが大抜擢。
メカ化・巨大化・さらには「バンギラスの王」まで登場し、
イッシュ地方の守り神
に上り詰めてしまった。
この様子もまた、同作のPVに収録されている。
その後も
- 『XY』(第6世代)のPVにもメガクチートに倒される役回りながらバンギラスが登場。自身もメガシンカを確保。
- 『剣盾』(第8世代)では既存ポケモンの登場制限が通告される中、バンギラスは堂々登場し、PVでダイマックスを披露。
- 『SV』(第9世代)のPVにはいなかったものの、バンギラス自体はしっかり続投。しかも未来の姿と思われる存在まで登場した。
- 第9世代DLCの「藍の円盤」は久々にイッシュ地方が舞台となったのだが、そこである条件を満たすと上記の映画の続編と思われる映像が流れる。
と、明らかに厚遇を受けている上に、新要素にも度々絡んでくる。
結論
「どうあがいても、バンギラス。」
関連イラスト
関連項目
グリーン(ポケモン):こちらは人名。『ファイアレッド・リーフグリーン』(第3世代)に登場した際にバンギラスを切り札にしており、「バンギラス」と「グリーン」は公式にも縁のある並びであったりする。ちなみに『ハートゴールド・ソウルシルバー』でも手持ちに入れていた。
小松未可子:当時は話題にならなかったが、CMの1つでウソッキーを推していたのはアイドルを辞め別事務所に移籍した直後の彼女であった。