概要
彼女はメギドでありながら、メギドラルに定住していなかった。
彼女は夢の世界の支配者…数多の精神世界を渡り歩く永遠の旅人だったのだ。
ソロモンに召喚されることで実体化した彼女は、その場にいても非常に存在感が薄い。
だが彼女を前にした者は皆、遠いどこかでこの少女に会ったことがあるという、懐かしくも不思議な気持ちになる。
(ゲーム内テキストより抜粋)
プロフィール
メギドNo | 真1 |
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スタイル | バースト/ラッシュ |
クラス | スナイパー |
性別 | 女 |
CV | 黒沢ともよ |
人物
「夢見の者」と呼ばれる、他人の夢に潜入して任意の夢を見せる能力を持つメギドの一人。「夢見の者」の中でも最も夢見の力が強い。追放という手段以外でヴァイガルドへ渡る術を持たなかったかつてのメギド達は、彼女ら夢見の者を使ってヴァイガルドのヴィータ達の夢の中に潜入し、ヴァイガルドやヴィータについての情報を集めていた。その結果メギドラルはヴィータ社会の影響を大きく受け、ヴィータの生活や社会を真似るようになっていった。
イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」で初登場し、ソロモンの夢の中に潜入するという作戦の要となる。しかし突如夢の中に現れたゴキブリに怯え、パニックになり力のコントロールを失い、またサキュバスの心の揺れ動きもあって作戦は失敗に終わる。そしてこの夢を通じてソロモンとの仲間意識が芽生えた彼女は、後に彼に召喚される事になる。
物静かで存在感が薄いと言われているが、その本質は他人想いの優しいメギドであり、悪夢にうなされる人の夢に入り、良い夢に変えて安らぎを与える。キャラストーリーでは親に虐待される悪夢にうなされるアモンや、ライブがうまくいかない夢に悩まされるプロメテウスの夢に介入した。
そんな彼女にとっての最大の特徴の一つがダンスであり、勝利ポーズで突然パラパラダンスを踊り出すその姿を見たソロモン王の多くは驚いた事だろう。実装当時は特にダンスについてストーリー等で言及がなかったため余計インパクトが強かったが、リジェネレイト版のキャラストーリーではダンスを習った経緯が語られている。
普段は物静かでぼーっとしているが、これは夢見の力を制御するために意識の大半を割かなければならないため。リリムの夢見の力はとても強く、しかも彼女の意志とは関係なく常時発動している。夢見の力に覚醒した当初は制御ができず、現在でも人知れず大きな苦痛と戦っている。
彼女自身への負担が大きいため、夢見の力に対してネガティブな考えをみせる台詞も多い。夢見の力自体、一歩間違えれば永遠に夢の世界から帰還出来なくなりかねないなど能力者自身にとっても危険な力であることが度々描写されている。
本来は活発で大胆で好奇心旺盛な性格で、ダンスが好きなのもその現れだと言える。
リリムが手に持っている人形は、彼女のリリムの苦痛が大きくなった時に登場するもう一つの人格、守護者レヴィエル。覚醒スキルや奥義の演出でも登場する。人形は小さいが、演出を見る限りリリムの精神世界ではリリムの倍近く大きい。スキルなどで巨大化することもある。
奥義演出では特に、通常版ではリリムの力の制御を肩代わりするような、リジェネレイト版では夢見の力が具現化したような「目」からリリムを守るような姿が描写される。
リリム自身にはそういった自覚がないのか遊び相手程度にしか意識していないが、レヴィエルはリリムをとても大切に扱う。
ゲーム中の性能
バースト・スナイパー。
夢の能力者らしく相手を睡眠状態にするスキルを使うが、最初に使う際はただダメージを与える効果のみで、使用していくごとにレベルが上がり睡眠状態が付与され、効果対象も単体から横一列、全体と拡大していく(ただスキルの演出が長いので連続して使うと色々としんどい)。
奥義は状態異常が付与されている敵の数に応じて攻撃力が上昇する効果があり、スキルで敵を眠らせると威力がアップする仕組みとなる。もちろん他の状態異常系メギドを入れて毒や暗闇などを付与しても同等の効果が得られる。
攻撃力・防御力・素早さを全て下げる覚醒スキルも、能力低下が効果ある敵に対しては非情に効果的。
リジェネレイト版ではラッシュとなり、味方にバフ・敵にデバフを同時にかけられるサポートタイプとなる。特にスキルフォトン一つで手軽にアタック強化がかけられるのは最強のサポーターの一角と謳われるフォラスに匹敵する。攻撃力アップの代わりに敵の防御を下げるという違いはあれど、イベント加入の無料メギドとしては破格の性能と言える。ちなみに勝利ポーズのダンスももちろん健在で、バースト版と比べてアップテンポでキレも相当増している。