リンカ(アトリエシリーズ)
りんか
ガストのゲーム、アトリエシリーズ黄昏三部作に登場するキャラクター。
職業 | 護衛業→開発班の班長補佐 |
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年齢 | 20歳→24歳 |
身長 | 160cm |
血液型 | A型 |
CV | 小清水亜美 |
黄昏シリーズの一作目アーシャのアトリエより登場。
マリオン・クィンの補佐を務める女性である。
元々マリオンとは戦場で敵同士で出会ったところを捕縛され、それ以来の付き合い。
なお彼女の戦士に似合わず露出の多い服装や髪型は全てマリオンの趣味である。他人からは好評されるが本人は戦闘を行う上で動き辛い事から気に入っておらず、いっそ裸の方がいいなどと言っている。
性格は生真面目。丁寧でキビキビとした軍人口調が特徴。親しい間柄と感じているのか敵意がない相手と判断したからかは不明だが、友好的な関係の相手には年下であっても敬語で話す。
日々の訓練は欠かすことがなく、細身の身体でありながら大剣を軽々と使いこなし、攻撃では頼りになる反面、防御は伸びずアーシャと同レベルであり最終的に全キャラ中ウィルベルに次いで低い。
しかし一方で礼儀作法以外の一般的教養は全くといっていいほど持ち合わせておらず、真面目さが空回りする事もあって常識外れな言動や行動をしては周囲を困惑させる事も多い。
アーシャから料理を習うが見栄えを含めことごとく失敗している。
二作目エスカ&ロジーのアトリエでは、マリオンが辺境の街コルセイトの開発班長に就任したのを受けて班長補佐として再登場。主人公の二人、エスカとロジーにとっては先輩にあたる。
コルセイト支部の人手不足もあり、魔物討伐のために遠征する事もあったが、後にパーティメンバーに参加。
デスクワークは苦手としており、「人には向き不向きがある」という言葉を拡大解釈し、「書類仕事はやらない」と開き直って主人公達にたしなめられる事も。
主人公達のような「後輩」を持った経験が無く、頼れる「先輩」になろうとして奮起した事もあるが空回りし、結局いつも通りで通している。ただ後輩達は大切にしており、後輩達からも慕われる良い関係を築いている。
無自覚であったとは言え過去に自分の行った所業の意味を理解しており、そんな自分に他人と親しくする資格があるのかと悩む繊細な一面も見せている。
料理は見た目だけはまともになったが(アーシャに教わったはずなのに)いまだに味見をしないため相変わらず味はひどいままである。
だがレイファーは探検家ゆえのタフな舌と胃を持つゆえか、オイルソースがあれば美味しく頂けるらしい。
マリオンの為にパイを作った事もあったが、その味はつまみ食いしたアウィンが体調を崩すほど。
味付けのアドバイスをしたロジーは、再び厨房に向かうリンカを見送りながら
「班長…無事でいてくれ…!」
と、本気でマリオンの身を案じていた。
三作目シャリーのアトリエに登場する「リンカ」は眼鏡を掛けた落ち着いた女性であり、上記の「リンカ」とは瓜二つの別人。
水の街ステラードの商会長ジェラール・ペリアンの秘書をつとめており、ゲーム内では彼女のショップで錬金素材やレシピを購入する事が出来る。
過去にペリアン商会で働いていたナディ・エルミナス(主人公の一人シャルロッテの母親)とも面識があり、仕事を教わった事もある。
そのため秘書としては有能である模様。
表立って他人に世話を焼く事は無いが、さり気ない助言を与え行動を促すなど、他人の心の機微にも敏感で配慮も欠かさない出来た人。
pixivでタグ検索する場合、「リンカ」というキャラは他の作品にも登場するため「リンカ アトリエ」でのand検索を推奨。
黄昏シリーズの世界には同じ容姿をした同名の姉妹的存在の「リンカ」が何人かおり、マリオンが現在の助手である「リンカ」と出会った時点で最大8人が確認されている。
「アーシャのアトリエ」「エスカ&ロジーのアトリエ」の劇中に仲間として行動を共にするのは「リンカ」の中でも末っ子。眼の色は琥珀色。
一番目の「リンカ」は加虐的な性格をしている。眼の色は青。
三番目の「リンカ」は酒好きで陽気、また赤い目をしている。
「シャリーのアトリエ」に登場する「リンカ」は姉妹の七番目。
ホムンクルスのホムラからは「ななりんか」、八番目を知るレイファーからは「ナナリンカちゃん」と呼ばれる。
八番目のリンカと似ていると言われた際には「あの子ほどガサツではない」と反発しており、自分の側から会いにいくのは筋が違うと言うなどリンカ間の立ち位置については独特な拘りを見せている。
シャリーのアトリエの終盤では、ある地下施設でリンカそっくりの人物を収めたカプセルが登場し、「リンカ」達はホムンクルスやオートマタ同様、古代錬金術で作り出された人工生命体である事が判明する。