リーセリア・レイ・クリスタリア
りーせりあれいくりすたりあ
第07戦術都市・第十八小隊の隊長。
既に滅びた貴族の名家・クリスタリア家の一人娘であり、メイド兼幼なじみのレギーナ・メルセデスと共に成長してきた。
ある調査の際にレオニス・マグナスの眠る霊廟を開けて、彼を保護する。直後にヴォイドとの戦闘で命を落としてしまうが、レオニスの魔術によって彼の眷属のアンデッドとして生き返り、学内の模擬戦にて聖剣に目覚める。
レオニスのことは「主」というよりも「保護者」の目線で見ており、彼の正体が古代の魔王であることを知らないまま面倒を見ている。
フレースヴェルグ寮でもレオニスと相部屋だが、時折彼が寝ている間に血を吸っている。
レオニスに対しては優しいが、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりして体を露出する際には、一切の抵抗も感じない(コミカライズ版のお風呂シーンでは本人に自覚がないのか、前屈みの姿勢になって生乳をレオニスの眼前に見せつけるような描写がある)。
聖剣は細身の剣「誓約の魔血剣(ブラッディソード)」。
亡き父や姉たちから剣術を教わっており、本人も「自分が聖剣に目覚めるとしたら剣だろう」と信じて修行してきたため、聖剣覚醒直後から実戦に対応している。
固有能力は、体外に流出した自身の血液操作。
また、不死者「吸血鬼の女王(ヴァンパイア・クイーン)」になったことで常人を超える身体能力を獲得しているが、その代償として吸血衝動を伴い、主であるレオニスの血を定期的に吸っている。
「真祖のドレス」
真紅のドレスで右腕となる眷属に与えられる最上級の装備品。纏った者の魔力を吸い上げ肉体を限界以上に強化するが、その分魔力の消費が激しく長時間の使用はできない。
普段の真紅のドレスは肉体戦闘特化型の暴虐の真紅(スカーレット・タイラント)と呼ばれるモードで他に魔術戦闘特化型のモードである純白のドレスである銀麗の天魔(クィーン・ミネルヴァ)が存在し、こちらは莫大な魔力に加え魔力をコントロールする技術が求められる。