概要
CV:内田真礼
物語の主人公・ペイストリーの幼馴染の少女。
愛称は「ルミ」(劇中でもほぼこちらの呼び名が使われる)。
モルテールン領の従士の一人・グラサージュの娘。同じく従士に長兄・ラミトと次兄・ヤントがいる。
普段はペイストリーともう一人の幼馴染・マルクの3人でつるんでおり、何かと問題や騒動を起こしては父親を始め領内の大人達を悩ませている。ペイストリーが真面目に領地経営に従事していたり、お菓子作りに専念している間にマルクと悪巧みを仕掛けている(但し殆ど門前払いか、返り討ちにされている)。
かなりのお転婆で好戦的な性格であり、モルテールン領に盗賊が攻め入る前も同年代の女児達が怖がる中、一人迎え撃つ気まんまんだった。勝負ごとにも燃える質であり、モルテールン名物の催し・豆狩り競争でも兄やマルクなどの同年代の男児にも恐れるどころか逆に脅威に思われるレベルで挑んでいた。
領内では悪ガキ一味の一人として知られる上、領主の子息であるペイストリーに対しても思った事ははっきりと言う姿勢で遠慮なく接しているが、ペイストリーは幼馴染である彼女とマルクには、逆に敬語を使われたりなどされると落ち着かないとの事なので容認されている。
その一方、ペイストリーが領地の為に行動したり指揮を執る際はマルクと共に彼の命令に付き従い、信頼している。
男系家族に育ったせいか男勝りな面が強く、逆に女の子らしい淑やかさはほぼもたない。それ故、異性に対する認識も稀薄で、密かにマルクがルミニートを気にかけ始めているのに対して彼女は全くもって気づいていない。