概要
小説家の田中芳樹が冒険小説のジャンルの1つとして提唱した造語。
ファンタジーの異世界ではなく、近現代のヨーロッパの一角に架空の小国を設定し、そこを舞台とする小説。
ルリタニア・テーマという名前は、アンソニー・ホープの小説『ゼンダ城の虜』に登場する架空の国ルリタニア王国に由来している。
海外ではルリタニアン・ロマンスと呼ばれる。
主な作品
小説
- アンソニー・ホープ『ゼンダ城の虜』
- エドガー・ライス・バローズ『ルーター王国の危機』
- 田中芳樹『アップフェルラント物語』
- 小泉喜美子『ダイナマイト円舞曲』
- 赤城毅『虹のつばさ』
- 桜庭一樹『GOSICK -ゴシック-』
- 山田正紀『機神兵団』
- 牧野圭祐『月とライカと吸血姫』