レナード(回復術士のやり直し)
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れなーどかいふくじゅつしのやりなおし
『回復術士のやり直し』の登場人物。
ジオラル王国の近衛騎士隊長。金髪と整った顔立ちを持つ。
粗暴な性格ながら王国に対する忠誠心がありフレアに信用されている。
だが、レナード自身はフレアに対して行き過ぎた支配欲と独占欲を抱いており、彼女を組み伏せて強姦する妄想を抱いていた。
フレアに素直に従わないケヤルに暴力を振るっていたことで彼の憎しみを買い、フレアに復讐する際に身代わりに容姿をケヤルそっくりに【改良】されたことで本来の存在を消され、公式には“王女を殺して王国から逃亡した”という扱いになった。
以後はケヤルと信じられて投獄されており、【癒】の能力を一向に使えないために別人であることが確認されるまでは王城内で諸々の罰を代わって受けることになり、それによってケヤルを激しく憎み、その憎しみをプロームに買われ汚名返上のチャンスを手にする。
ケヤルをおびき寄せる為、ケヤルの故郷を襲い各地で兵士達に若い女性達を対象とした集団強姦を実行するだけでなく、村人の公開処刑も執行しようとする。
自らの手でアンナを強姦して自殺に追い込んだ事と故郷を破壊したことでケヤルの怒りを買い、ケヤルが実行したアンナと同等以上の絶望と苦痛を味わわせる復讐により死亡した。
レナードに関しては、ケヤルそっくりに【改良】して身代わりにするまでは良かったのだが、何者かの襲撃に見せかけて殺そうとせず、個人的な恨みを晴らすべく生き地獄を味わせる為だけに生かしてしまったのは、レナードに復讐の機会を与える形で完全に裏目となってしまう。
結果的に、ケヤルは自身への復讐を望んだレナードによって、アンナを始めとする大勢の人間が犠牲になってしまう形で最悪な「失敗」を犯してしまう事になった。
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