「カノは馬鹿だからしょうがない。許してあげる」
「このままじゃ私消えちゃうよぉ、助けて」
「敬語。いつまで直らないの」
概要
ロリ時代のキド、つまりカゲロウプロジェクトの登場キャラクター、キドの幼少期の姿のこと。
本名は木戸つぼみ。
愛称はつぼみお嬢様。
生い立ち
裕福な家庭の次女だったが、父親と愛人との子供という身の上の為、家族内でも浮いた存在だった。
常に腫れ物扱いされていた為か、内気で寂しそうに笑う子供だったよう。
友達は欲しいが付き人は鬱陶しかったらしい。
ある日、父親の会社が経営不振により倒産。
ヤケになった父親は家に火を放ち、家族は火に巻かれる事になる。
その後、孤児院で2人の少年と同室になる。
人物
気ままでマイペース、密かにイタズラ好きという子猫のような性格。
無愛想で少々わがままな面があり、カノと喧嘩してしまうこともしばしば。
口調は女の子らしいが、口数が少なくややぶっきらぼうでもあった。
基本的に物静かで大人しいが、言いたいことはハッキリと言う。それはもうハッキリと。
カノ曰く「黙っていれば」、セト曰く「怒らなければ」可愛い女の子である。
友達に敬語で話されることが大嫌い(実家の人間に敬語で嫌味を言われたことが原因)で、セトが敬語で話すたびに直すことを強要している。
好きな色は赤で、彼女の姉の髪の色も赤色である。
この頃はまだ能力を使いこなせておらず、よく姿を消していたり、足や手といった一部分だけ見えなくなったり、ふらりと姿を消して行方不明になることもあったらしい。
その度にカノが手を握ったり、消えた空間で手を振りまわす等をして、解除していたようだ。
ちなみに、痛みを感じると能力が解除されるカノを殴って能力を解くのは、いつも彼女である。
カノ・セトと同室になって数ヶ月後、3人一緒に楯山家に引き取られて里子になった。
漫画版
コミックジーン掲載の漫画版のキドは小説やアニメ版とは違い孤児院時代からすでにボーイッシュな見た目と性格である。