概要
カゲロウプロジェクトのグループ名のひとつ。
「アヤノの幸福理論」は、この家族にスポットを当てた楽曲である。
実際に血の繋がった家族はケンジロウ、アヤカ、アヤノの3人だが、里子であるカノ、キド、セトも家族の一員として数えられることが多い。
タグとしては、上記の3人だけの作品にも里子が加わった作品にも付けられる。
家族構成
- 父:ケンジロウ
本名は楯山研次朗。
高校の理科教師であり、プログラミングなどコンピューター関連の作業も得意。
普段は怠け者かつ面倒臭がりでダメ人間ぶりが目立つが、やる時はやる。
- 母:アヤカ
本名は楯山彩花。
考古学者。孤児院から3人を里子に引き取った張本人。
破天荒で大らかな性格。普段は快活で優しいが、怒ると非常に怖い。
- 長女:アヤノ
本名は楯山文乃。
上記の夫婦の間に生まれた実の一人娘。
母譲りの明るく優しい性格で、里子の3人に対しても実の姉のように接する。怒ると母同様怖い。
ヒーローに強い憧れを抱き、いつも赤いマフラーを付けている。勉強は苦手。
- 長男:カノ
本名は鹿野修哉。
かつては母親から虐待を受けていた。その後、孤児院で暮らしていたところを里子として引き取られた。
基本的に朗らかで明るいが、どこか裏があるように感じる掴みどころのない性格。お姉ちゃん大好きっ子。
- 次女:キド
本名は木戸つぼみ。
かつては富豪の次女だったが、火事で一家が全員死亡したため(姉は除く)同じく孤児院で暮らしていたところを引き取られた。
物静かで大人しい性格。アヤノ同様、ヒーローに憧れている。
- 次男:セト
本名は瀬戸幸助。
もともと両親がいなくて孤児院で暮らしていたところを引き取られた。
非常に臆病かつ他人との対話が苦手で、里子になる前は虐められっ子だった。動物や植物が好き。
長女のアヤノだけが1つ年上で、カノ・キド・セトは同い年である(上記の並びは誕生日順)。
家族の崩壊
幸せだった家族は、母アヤカが土砂崩れに巻き込まれて死亡した事をきっかけに、徐々に崩壊していく。
残された子どもたちは、アヤカのためにも残された自分たちは幸せにならなければいけないと、今の家族を守ろうとしていた。しかし、アヤカが死んでから父ケンジロウはおかしくなり、父の事を調べていたアヤノは父のやろうとしている事を知り、家族みんなで笑いあって過ごせる幸せな日々は、永遠に失われてしまっていたことを知る。そしてアヤノは弟妹たちを守るために自殺してしまった。
アヤノが自殺したあと、アヤノの自殺の真相を知っていたカノが押し切る形でキドとセトを連れて楯山家から出て行く。事情を知らないキドはひとり残される事になる父親の事を心配していたが、セトは何らかの事情があることを薄々察していた。そしてセトが以前から親交があったマリーをメカクシ団に迎えて、4人でアジトで暮らすようになった。
一方のケンジロウは養子たちが出て行った後、家族で過ごしていた家にコノハを里子として住まわせるようになったが、普段はあまり家には帰っていない様子。
関連イラスト
血の繋がった3人→楯山親子
子供たち→初代メカクシ団