「授業を始めましょう」
概要
2017年末のぷよフェスキャラとして登場した。5人の魔法使いシリーズの先生にあたり、5人を見守る保護者的な存在でもある。心優しく落ち着いた雰囲気を持ち、5人の魔法使いからも慕われている。
魔法使いの5人は使い魔がいるが、彼にも使い魔はいる。ローザッテの使い魔は一つ目になっている。
2019年12月に☆7が実装された。
ある時はサンタの師だったり、ハイキュー!!コラボでは監督になったりしているため、教員資格を持っているのではないかと思われる。
DLCでゲスト出演したぷよテト2でも先生らしく丁寧な口調で、テトリス消しを発動した場合は「これがテトリスです」など、勝負でもさも授業の一環のように感じさせてくれる。
CV:白川周作
登場と同時にボイスも付いている珍しいキャラクターである。
ゲーム内での性能
※ぷよフェスキャラとしての性能のみ記載しています
カードタイプはバランスタイプで、先生らしい万能なステータスを持つ。主属性はミリアムと同じ黄で、副属性にリチャードと同じ青属性も持っている。一方でコンビネーションは恵まれておらず、汎用性別のボーイズしかない。
リーダースキル「優しき師の教え」
味方全体の体力を3倍、攻撃力を2倍にし、更に通常攻撃を2回連続攻撃にする。☆7では連続攻撃はそのままに体力は3.5倍、攻撃力は2.5倍に強化される。
スキル「サープルライズ」
1ターンの間、『スタメンが3色以上の属性で攻撃する』条件を満たすと、攻撃力が上昇する。黄ぷよ40個で発動可能。
この条件はスキル攻撃も対象に入る。(例として黄色/青属性のローザッテと緑属性のマシュー、赤属性のアルベルトが全員攻撃出来た場合はこの条件を満たせる。)
上昇値は☆6でも4倍、☆7だと5倍になる。
通常のエンハンススキルは無条件で能力が上昇するのに対し、このスキルは特定の条件を満たさないと能力が上昇しないという、特殊な効果になっている(彼のスキルの場合は上記の通り、1度に3色以上の属性攻撃を行わないと効果が発生しない)。
当然ながら条件を満たせなかった場合は発動しただけ無駄になってしまうが、こちらは通常のエンハンススキルと競合せず重ねがけすることが可能という特徴がある。
つまり、通常のエンハンススキルによって攻撃力が3倍になっている状態でこのスキルによる攻撃力上昇の条件を満たすと、(☆6の場合)更に攻撃力が4倍上昇するということになる。掛け合わせると12倍のダメージを叩き出せるというとんでもないインフレである。
この系統のスキルが登場したのは彼が初めてで、現在ではぷよフェスキャラ以外にも条件付きエンハンススキルの持ち主が増えつつある。
ぷよフェスキャラにふさわしく、リーダースキルの2連続攻撃も非常に強力で、通常攻撃に限れば常時4倍(☆7だと5倍)のダメージを叩き出せることになる(因みにこれはあのレガムントに並ぶ強さである)。
しかし、スキル攻撃に依存する場面ではこの2連続攻撃を生かせず、ギルドメンバーのサポーターが同じでも連続攻撃は2回で変わらないという弱点もある(2連続攻撃×2連続攻撃で4連続攻撃にはなってくれない)。
これ以外にも通常攻撃を全体攻撃にするスキルなど、他の効果を持つ攻撃系スキルとは競合するために相性が悪いため、それらのスキルを生かしたい場合は彼のリーダースキルの効果が上手く生かせなくなる点にも注意しておきたい。連続攻撃が通常攻撃のみに限定されていて更に他の攻撃系スキルとも競合する(スキルを使った方に一時的に上書きされる)ためにバランスが壊れすぎないという性能になっている。
また、このスキルのエンハンス効果は「攻撃と回復が逆転」するステージ効果内に於いてはダメージを上昇させる手段として一切機能しなくなるという致命的な弱点も存在する。
スキルのサープルライズは後にぷよテト2でも連鎖フィニッシュボイスの1つになった。
関連人物
可愛い教え子達。
同じ「教え導く」立場の人物。現状直接の交流などはないが、pixivでは二人が談笑しているイラストや小説が見られる。ぷよテト2でストーリーには関わらないが共演した。
・異邦の住人達
異世界からやって来た招かれざる来訪者達。教え子達と協力して元の世界に送り返す方法を探っている。
・異邦関連の元凶
異邦ヌールや異邦スルターナのおためしクエストのエピローグにて「こちらへの道筋」を作った「魔法使い」等の言及があった。魔法使いというところが引っ掛かるが···?
・あたり
ぷよクエの現主人公。ぷよクエメインストーリーの5章で5人の魔法使いと共に先生の授業に参加していた。
前述の(おそらく)「異邦関連の元凶」の人物。
金樹の大魔法使いローザッテ
2022年3月にて、アプリの2600万ダウンロード記念としてフルパワースキルを持つパワーアップした先生が登場した。服装はレムレスと似たような黒になったが、周りを舞う葉っぱや草木は金樹というだけあって全体的に輝いている。
主属性が黄色のバランスタイプなのは通常のローザッテと同じだが、扱っている魔法の属性が変わっている影響からか、副属性はマシューと同じ緑属性に変わっている。コンビネーションはやはり恵まれておらず、汎用性別のボーイズしかない。こちらは登場と同時に☆7も存在している。
リーダースキル「正脈の大魔法」
黄属性のステータスを上昇し、緑ぷよを消すと攻撃力がより上昇。更に黄属性のカードは通常攻撃のみ緑ぷよを消してもスキル発動カウントの対象になる。
スキル「ゴルグラウンド」
敵全体に状態異常「怒り」「やどり木」「まやかし」を一定ターン付与し、更に一定ターン数なぞり消し数を増やす。黄ぷよ40個、フルパワーは黄ぷよ55個で発動可能。
通常のローザッテと異なりリーダースキルの対象属性は黄色のみに狭まったが、代わりに緑ぷよを消してもスキルの発動が速まり、スキルのダブル加速が可能という非常に強力なリーダースキルを持っている。
ただし、このダブル加速は対象外になるカードもあり、リーダースキルと同じ属性じゃなければもちろん対象外になり、これに加えて加速出来る属性が主属性の場合も例外的にダブル加速の恩恵を受けられなくなる。
ローザッテの場合だとあかいアミティみたいな副属性が黄色でもリーダースキルとダブル加速の恩恵は受けられるが、りりしいリデルみたいな主属性が緑で副属性が黄のカードはリーダースキルの恩恵を受けられるものの、ダブル加速の恩恵は受けられないようになっている。
このリーダースキルは戦乙女アルル&カーバンクルも同じ効果を持っており、それぞれ対象の属性が異なっている。
ただし、現在では電撃エコロ団でダブル加速を封じる4色になっていたりとメタなステージ効果を持つクエストもあるため、過信は禁物。
スキルも同属性のアレックスの役をほぼ完全に奪うほどの強力な効果を持ち、怒りの状態異常を付与するため与ダメージにも期待出来る。スキル名はgold(金)+ground(地面)の造語だと思われる。
連鎖ボイス
1連鎖 | うん |
---|---|
2連鎖 | そうだ |
3連鎖 | クラック(crack:裂け目) |
4連鎖 | 届け |
5連鎖 | レイライン(ley line:古代遺跡の場所を地図上で結んだ時に出来る直線) |
6連鎖 | いいですね |
7連鎖 | 続けましょう |
8連鎖~10連鎖 | リーフベイン(leaf vein:葉脈) |
11連鎖以降 | 掴んだ |
フルパワーキャラらしいセガぷよ風のボイスになっている。
「逃がしませんよ!」
ぷよテト2での連鎖ボイス
サープルライズ | 3連鎖およびフィーバールールのフィニッシュ1。ぷよクエのものと同じ |
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ジェネラススピリア | 4連鎖およびフィーバールールのフィニッシュ2。これ以降はすべてぷよテト2新規のもの |
パウーラタズマ | 5連鎖およびフィーバールールのフィニッシュ3。テトリスではBack to BackのTスピンシングルや2コンボのトリプル消しで聞ける |
デスタグリマ | 6連鎖およびフィーバールールのフィニッシュ4。テトリスでは主にTスピンダブルで聞ける |
エスピダマギア | 7連鎖以降およびフィーバールールのフィニッシュ5。テトリスでは主にTスピントリプルやBack to BackのTスピンダブルで聞ける |
関連イラスト
関連タグ
「授業は終了です」
この先、「異邦の使者トレジャー見つけ隊」のネタバレ注意!!
最終話「止まったままの過去」では、「異邦の大魔法使いローザッテ」、つまり「あちら側」とのローザッテの関係が明かされた。
異邦の大魔法使いローザッテは、「こちら側」のローザッテが過去が起こしてしまった『過去の過ち』の際に「封印した己」であったのだ。
遠い昔に、ローザッテは「大きな過ち」を犯してしまった。
そしてその過ちのせいで「あちら側」、つまり異邦達の世界が生まれてしまった。
過ちを犯してしまった「こちら側」のローザッテは、自分の記憶と大半の魔力の封印を犠牲に「あちら側」の世界との繋がりを閉ざした。
今よりふた回りほど小さい姿なのも、「過去の封印した己」の姿であったということだ。
…しかし、別の世界を生み出してしまうほどの「過ち」とは、いったい彼は何をやらかしてしまったのだろうか?その話は次の掘り下げ更新が来るまでわからない。